こんにちは💫

星よみ公務員です。

 

 

今回は

星よみにおける「アスペクト」の意味

について解説していきます。

 

 

私自身

アスペクトの捉え方って

曖昧で苦手だったんですが

 

できるだけ分かりやすく

論理的に解説できればと思うので

よろしくお願いします^ ^

 

 

 

目次

 

  1. 自分の中の10天体が織り成す人間関係
  2. アスペクトをみるときの留意点
  3. アスペクトの種類と意味

 

 

 

1 自分の中の10天体が織り成す人間関係

 

星よみには

地球からもっとも身近な月から

 

今は準惑星として数えられる冥王星まで

総勢10天体が登場します。

 

 

 

この10天体は

自分の中に宿る10人の人格であることを

これまで解説してきました。

 

 

 

アスペクトはいわば

この10人の自分が織り成す人間関係です。

 

 

 

思いのまま進みたい自分に

いつも周りがブレーキをかけてくる

 

 

頭ではダメだと分かっていながら

なぜか心が惹かれてしまう

 

 

 

こうした

10人の自分の人間関係を

体系化したのが「アスペクト」です。

 

 

 

現実世界でも

いないでしょうか?

 

 

 

いつも議論になって結論はでないけど

自分にない大切なものに気づかせてくれる人

 

 

何かを始めるとき

自然と役割分担ができて協調し合える人

 

 

 

アスペクトは

自分の心の中に広がる

こうした衝突や協調する関係性を意味します

 

 

 

個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)が

アスペクトをとっている場合

 

それは心のなかに映し出される

衝突や協調かもしれませんし

 

 

社会天体(木星、土星)が

アスペクトをとっている場合

 

周りの人や取り巻く環境の声や意見として

衝突や協調が起きるかもしれません。

 

 

 

以下

アスペクトをみるときの留意点と

種類及び意味を簡単に解説します。

 

 

 

アスペクトは奥が深く

たくさんの種類がありますが

 

今回は

主要なアスペクトのみ取り上げます。

 

(メジャー・アスペクトだけでも、かなり奥深く、様々なことがわかるはずです。)

 

 

 

2 アスペクトをみるときの留意点

 

ここからは

アスペクトをみるときの

留意点について解説します。

 

 

 

①アスペクトの良い悪い

 

アスペクトを学び始めると

必ずと言っていいほど目につくのが

アスペクトの「良い」「悪い」です。

 

 

 

確かにアスペクトには

 

衝突や葛藤が起きやすい

ハードアスペクト(180度、90度)

 

強調、調和しやすい

ソフトアスペクト(120度、60度)

 

という区分けがあります。

 

(場合によっては「吉角」「凶角」といったりもする)

 

 

 

ハードアスペクトが多いと

「苦難の多い人生になる!」と嘆いたり

 

 

ソフトアスペクトが多いと

「困難のない人生!最高!」と考えたり。

 

 

 

とにもかくにも

短絡的に捉えてしまいがちなんですが

 

ソフトアスペクトの多い犯罪者がいれば

ハードアスペクトの多い成功者もいるので

 

「良い」「悪い」という

二元論でとらえるのは良くない気がします。

 

(複数の自分が衝突することで、様々な価値観を理解することもできるってこと。)

 

 

 

②星座の性質が理解のカギ

 

アスペクトの意味について調べると

「葛藤」「衝突」「拮抗」とか

 

「調和」「協調」「強調」など

分かるようで分からない単語が出てきます。

 

 

 

一般にハードアスペクトである

オポジション(180度)は「拮抗」

 

スクエア(90度)は「葛藤」を

意味するとされますが

 

「拮抗」と「葛藤」って

厳密にどう違うのか問われると

正直わかりません。(少なくとも自分は)

 

 

 

ここでカギとなるのが

12星座がもつ性質の3つの区分です。

(2区分、3区分、4区分)

 

 

 

実は各アスペクトは

この3つの区分が全て異なります。

 

 

 

詳細は

別の記事にできればと思いますが

 

3つの区分の同質性

あるいは異質性こそが

 

アスペクトを理解するうえでの

カギになると考えてください。

 

 

(天体が星座の入口または出口に近い場合、この法則が当てはまらない場合もありますが、アスペクトの基本は3つの区分の違いにあると筆者は考えます。)

 

 

 

③アスペクトをとらない星

 

ホロスコープの中で

どの天体ともアスペクトを

とらない星があります。

 

(ホロスコープ上で、ちょこんといることが多い。)

 

 

 

この星を

「ノンアスペクトの星」

 

あるいは

「シングルトン」といったりします。

 

 

 

どの天体とも

アスペクトをとらないため

重要でないと認識されがちですが

 

実はホロスコープをみるうえで

すごく大事な星といわれています。

 

 

 

というのも

アスペクトをとらない分

 

純粋無垢にその星がもつ

エネルギーが放出されるため。

 

 

 

ホロスコープに

ノンアスペクトの星がある場合

 

その星・星座・ハウスが

あらわす意味を考えると

 

意外な才能が

発見できるかもしれませんよ!

 

 

 

3 アスペクトの種類と意味

 

アスペクトの種類と意味について

簡単ですが解説していきます。

 

 

二つの天体の

ある角度をアスペクトといいますが

 

いずれも「地球からみた角度」

ということに留意しましょう。

 

(意外に忘れがちなので。)

 

 

 

しし座満月くんを

参考に解説します。

 

 

<しし座新月くんのホロスコープ・元図>

 

 

  

オポジション

 

 

〇状態

 二つの星が180度の角度をとる配置

 

〇意味

 拮抗(ハードアスペクト)

 

〇区分の違い

  • 2区分:同じ
  • 3区分:同じ
  • 4区分:異なる

 

 

 

スクエア

 

 

〇状態

 二つの星が90度の角度をとる配置

 

〇意味

 葛藤(ハードアスペクト)

 

〇区分の違い

  • 2区分:異なる
  • 3区分:同じ
  • 4区分:異なる

 

 

 

コンジャンクション

 

 

〇状態

 二つの星が0度の角度をとる配置

 

〇意味

 強調(ハード、ソフト両方)

 

〇区分の違い

  • 2区分:同じ
  • 3区分:同じ
  • 4区分:同じ

 

 

 

セクスタイル

 

 

〇状態

 二つの星が60度の角度をとる配置

 

〇意味

 協調(ソフトアスペクト)

 

〇区分の違い

  • 2区分:同じ
  • 3区分:異なる
  • 4区分:異なる

 

 

トライン

 

 

〇状態

 二つの星が120度の角度をとる配置

 

〇意味

 調和(ソフトアスペクト)

 

〇区分の違い

  • 2区分:同じ
  • 3区分:異なる
  • 4区分:同じ

 

 

以上が

メジャー・アスペクトの説明です。

 

 

 

 

 

 

 

アスペクトは、以前ご紹介した

ホロスコープ・タロット・ドットコムの

 

詳細ページに出てくる

「アスペクト表」から確認できます。

 

 

ハードアスペクト、

ソフトアスペクトの詳細な解説は

別の記事で取り上げられればと思います。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

以上、

星よみ公務員でした☀️

 

 

 

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