こんにちは💫

星よみ公務員です。

 

 

今回は

さそり座に続く9つ目の星座

いて座の物語です。

 

 

 

 

<いて座>

  • 2区分:男性性
  • 3区分:柔軟宮
  • 4区分:火のエレメント
  • 支配星:木星

 

 

<星座マーク>

 

 

 

 

 

 

いて座の物語

 

 

父が遺した小さな製材所で

僕は働き始めた

 

 

 

彼女には

 

「ここで父が託した夢を叶える」

 

「一人前の社会人になって

彼女を迎えにいく」

 

 

そう告げた

 

 

 


 

 

日々は流れた

 

 

 

木材の製材は

想像以上に難しい

 

 

 

父が遺した技術に驚く日々

 

 

 

いつのまにか

僕は仕事に夢中になっていた

 

 

 

しかし僕には

そう時間が残されてはいない

 

 

 

彼女は

僕を待っていてくれるのだ

 

 

 

父の遺した木を使って

なんとかギターをつくりたい

 

 

 

そう考え

営業を始めた

 

 

 

東京で出会った

音楽関係者のつてをたどり

 

たくさんの人に

父の木の魅力を伝えた

 

 


 

 

営業活動を行っても

取り合ってもらえないことが

ほとんどであった

 

 

 

そんななか

父が遺した木材に

興味を持った会社がある

 

 

 

アメリカに本社をおく

大手ギターメーカーだ

 

 

 

クオリティの高さを評価され

日本産木材のハイエンドギターとして

正式な契約が決まった

 

 

父の夢が

一歩前進したのだ

 

 


 

 

製作に立ち会うため

アメリカでの半年に及ぶ生活がスタートした

 

 

 

英語もままならないなか

必死で仕事と生活に打ち込んだ

 

 

 

海外という未知の領域で

可能性を追求すること

 

 

 

僕は夢中になって

いろんなことに挑戦した

 

 

 

日々の生活のなかで

騙されたりすることもあったが

困ったときに助けてくれる人もいた

 

 

 

文化の違いはあれど

人間の本質は同じだ

 

 

 

半年間に及ぶ製作のすえ

日本産木材のハイエンドギターは完成した

 

 

 

父が遺した想いや技術が

僕に受け継がれ

可能性は広げられたのだ

 

 

 

さあ

彼女を迎えに行こう

 

 

 

 

解説

 

いて座の物語では

主人公である「僕」が

 

海外も含めた多くの場所を飛び回り

可能性を追求していく様子を描写しています

 

 

 

いて座は

 

  • 探求
  • 冒険
  • 哲学
  • 法律
  • 海外
  • 高等教育(大学)

 

といったキーワードであらわされます。

 

 

 

いて座はその名の通り

一本の弓矢を使って

遠くの可能性を追求していく星座です。

 

 

 

さそり座の物語で

受け継がれた父の想いは

 

僕という一本の矢に乗り

その可能性を広げていったのです。

 

 

 

さそり座で継承される

本質的で重要なことは

 

あくまで

「僕」と「父」という

二者間のなかだけにあります。

 

 

 

二者間のなかだけで完結しては

本当の意味で継承されたり

再生されることはありません。

 

 

 

二者間という密室を抜け出すことで

想像できなかったような再生が起こるのです

 

 

これこそ

いて座が担う「探求」なのです。

 

 

 

いて座は

普遍的真理を追い求める星座です。

 

 

 

物語でもそうであったように

人を騙すことは「悪」であり

人を助けることは「善」です。

 

 

 

こうした人類共通の哲学は

法律という規範となり

私たちの生活を支えています。

 

 

 

人はときに

答えのない問いを追い求めます。

 

 

「自分らしい生き方とはなにか。」

 

「理想の愛とはなにか。」

 

 

意味のない問いに

思えるかもしれませんが

 

こうした問いを

追い求めるからこそ

 

現時点からは想像もつかない

遠くの可能性に触れることができるのです。

 

 

 

ふたご座同様

飽きっぽいと例えられる、いて座ですが

 

ふたご座

対象間にある「違い」から

「知る」喜びを感じる星座であるのに対して

 

いて座

ふたご座で得た理性や知性を踏まえて

 

答えのでない問いに

あえて挑んでいく星座でもあります。

 

(それゆえ、いて座は12星座随一のロマンチストと比喩されます。)

 

 

 

コラム

いて座を象徴する言葉に

「高等教育」というキーワードがあります。

 

 

 

高等教育とは

日本でいう「大学」での研究を指します。

 

 

 

大学は英語で

「university」(ユニバーシティ)です。

 

 

 

この語源は

ラテン語のウニベルシタス(universitas)

から来ているそうで

 

「全体」「宇宙」「世界」

といった意味をもつそうです。

 

(宇宙も英語では「universe」ですね。)

 

 

 

日本で大学というと

どうしても高校の次の進学先という

イメージが先行しがちですが

 

本来の役割は

宇宙規模の普遍的心理

追求するためにあるんですね。

 

 

 

いて座の自分へのメッセージ

 

 

あなたの力は

この世界の未知の扉をひらきます

 

 

 

あなたがいるから

 

想像もできなかった

可能性がひらかれ

 

この世界に

普遍的真理を作り出すのです

 

 

 

ときどきあなたは

 

その弓矢の方向性が

みえなくなり

 

ひどく苛立って

しまうかもしれません

 

 

 

でも心配しないで

 

 

 

あなたの探求心は

この世界を切り開く情熱の炎そのもの

 

 

 

あなたは

ここではないどこかへ行くために

今ここにいるのです

 

 

 

疲れたときは

これまでの旅路を振り返って

 

 

 

少し休めば

あなたという一本の矢に

勇敢な翼がまた捧げられるから

 

 

 

 

 

 

いて座は

海外旅行もあらわす星座です。

 

 

 

私の出生図には

知性やコミュニケーションをあらわす

水星がいて座にあって

 

海外旅行に行った際は

日本国内にいるときより

アグレッシブに行動ができたりします。

 

 

 

日本では

あまり行かない繁華街に出かけたり

積極的に道とか聞いてみたり。

 

(海外で聞いた道って、だいたい外れてるんですけどね。笑)

 

 

 

勇敢で冒険心に満ちた矢は

あなたのどんなところにあるでしょうか。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

以上、

星よみ公務員でした☀️

 

 

 

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