(リブロさせていただきました。感謝)
ベニーの千夜一夜コンサート日記第357夜
2023.11.14(火)19時 サントリーホール
ウィーン・フィルハーモニー演奏会
指揮 トゥガン・ソヒエフ
ピアノ ラン・ラン
サン゠サーンス ピアノ協奏曲第2番 ト短調
(ソリスト・アンコール)
映画『ザ・マペット・ムービー』より「レインボウ
・コネクション」
プロコフィエフ 交響曲第5番 変ロ長調
(アンコール)
J. シュトラウスII世 『インディゴと40人の盗賊』
序曲
J. シュトラウスII世 ポルカ・シュネル『雷鳴と
稲妻』
1階席下手より、前の方の席で鑑賞
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先日のミューザ、ロイヤルコンセルトヘボウの時と
同じで、観客の多くがリッチな雰囲気。
それと、ランラン目当てなのか、私の前の席は、
年頃の若い女性がずらっと並んでいた。
大和ハウスさんがスポンサーなので、そういった
関係者も多かったのかもしれない。
もちろん、オーストリアらしき外国の方も多かった。
でも、客の質は良くなくて、コンチェルトの
1楽章が終わって、右後ろ方向(たぶん1階席ど真ん中
当たり)から1名+α拍手が起こり、2楽章の後にも
同じあたりから、同じような拍手が起きた。
別の曲の際は、その方向からうめき声も聞こ
えたし、変な人が混じっていたのかもしれない。
外国オケの来日公演だと、結構こういうことが
ある。
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ランランは、さすがだ。
圧倒された。
終わって、スタンドしたくなったほど。
そういえば、ランランは、2019年の
コンセルトヘボウ来日公演以来だ。
4年間、生きていて、よかった(自分が)。
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休憩時、釣りバンド氏とすれ違った。
サスペンダーむき出しでなく、上にセーター
か何かを着ていたが、すぐそれと分かった。
もう一人、作曲家の池辺晋一郎先生らしき
方も見かけた。
つい先日、テレビ「N響アワー」特集で
見たばかり。
懐かしい。お元気そうだった。
おそらく、1階ホワイエをうろつけば、
著名人に何人も合えたかもしれない。
大和ハウスさんの関係で、「ダイワマン」
の西島秀俊さんがいないかと思ったが、
だめだった。
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プロコフィエフの交響曲第5番も好きな
曲だけど、やはりアンコールのヨハン・
シュトラウス二世の方が、ウィーンフィル
らしい感じになる。
もちろん、大好きなソヒエフの鮮やかな
指揮ぶりも堪能できた。
くどいけど、生きててよかった。
あとは、癌闘病中のメストさんの演奏を
聴きたい。
無事に回復しますように。