(リブロさせていただきました。感謝)

 

 ベニーの千夜一夜コンサート日記第354夜

 2022.7.14(木)14時 東京文化会館

 二期会「パルジファル」

 

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
演出= 宮本亞門

アムフォルタス=清水勇磨
ティトゥレル=清水宏樹
グルネマンツ=山下浩司
パルジファル=伊藤達人
クリングゾル=友清 崇
クンドリ=橋爪ゆか
第1の聖杯の騎士=新海康仁
第2の聖杯の騎士=狩野賢一
4人の小姓=宮地江奈、川合ひとみ、高柳 圭、

相山潤平
花の乙女たち=宮地江奈、松永知史、杉山由紀、

雨笠佳奈、川合ひとみ、小林紗季子
天上からの声=小林紗季子

少年 近田聖

母 白木原しのぶ
合唱=二期会合唱団

 

 (リブロさせていただいた方の公演と、キャスト

は違います。)

 

 ・・・・・・・・・

 

 1階席上手ブロックの通路より、前から10列目

より前の席で鑑賞。

 視界、良好。

 

 客席は、結構まとまって空席が目についた。

 そして、2幕が終わって、3幕で帰ってこない

客も結構いた感じ。

 

 みな、耐えられなくなったのかなァ・・・

 

 私は、3幕のいわゆる「聖金曜日の音楽」が、

人類の作った音楽の中で最も美しい音楽だと

思っている。それほど、パルジファルは大好

きだ。

 

 でも、そういいながら、理解できていない。

 難解だ。

 

 宮本亜門さんの演出は、独創的。

 

 面白いので、飽きずに見ることができた。

 

 ということは、一般的演出だったら、

「大好きだ」と言っている私も、「飽きた」の

だと思う。

 

 それくらい、「パルジファル」は難解だ。

 

 多くの方には、好かれないのだと、そんなこ

とを実感した。