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前回、小売店のお客の一人に

吸血鬼から守ってくれる「番犬」

代わりのウェアウルフを紹介して

ほしいと言われました(という設定)

 

◇◇◇◇

 

その次の日…

 

 

マロ子

「モロ…ワイルダーさんに昨日の件

相談してみるんじゃなかったの?」

 

モロ「彼、まだ仕事中だろ…」

マロ子「あ、そっか」

 

モロは地道にソーシャルメディア

フォロワーを増やしてました。

 

フォロワー200人越えた辺りから

商品宣伝ができるので

自分の店で扱う商品を宣伝したりも。

(という設定)

 

シムズでは大金であろう1200円

あっさり手にいれちゃった

 

これって、現実にありえる?

いとも簡単に稼げて働くの嫌になる

 

その代わり、フォロワーを失いました

 

このへんがやけにリアルw

 

有名ブロガーでもたまに見かけます

自分の描いた絵とか売り始めたら

みるみるフォロワー減って

ブログやめちゃう人いたりする

 

でも、かと思えばyoutuberに

スパチャでおひねりあげちゃう

人もいたり…不思議な世界だ

 

モロ

「少しでも多くの人にうちの

狼ブランド知ってもらわないとな。

マロ子画伯も絵画で知名度あげて

宣伝してくれ」

 

マロ

「画伯だなんて…。

でも色々やってみる」

 

モロ

「頼む。…さて、そろそろ

ワイルダーさん帰宅した頃かな」

 

  拡散される狼男の噂

 

モロの予想どおり、ワイルダーは

仕事を終えて近所の広場で

息抜きしてました。

 

ペニーとストリートアート制作中

 

ワイルダー

「君、ネットの有名人なんだってね」

 

ペニー「ええ、そうだけど」

 

ワイルダー

「友人が狼グッズ専門店経営してるんだが

知名度あげる手っ取り早い方法ないかな?」

 

ペニー

「狼グッズ専門店?…最近『狼』の

話題よく耳にするわ。流行ってるの

かしら」

 

ワイルダー「…どんな話題?」

 

ペニー

「吸血鬼に襲われたところを

ウェアウルフに助けてもらった人が

いるって噂よ」

 

ワイルダー「…」

 

ペニー

「ネットでも『狼』が人気ワードに

上がってたし、職業柄見過ごせないわ

そのお友達の店舗、私にも紹介して。

宣伝協力するからさ。」

 

ワイルダー

「それは有難い!場所は

オアシススプリングでね。

えっと~住所は…」

 

そのうち、ワイルダーさんは

ペニー連れてモロの店に行くことに

なりそうです。

 

◇◇◇◇

ペニーと別れた後、屋台で昼食

 

隣に若い女性が座ってきたから

何気なく質問してみる

 

ワイルダー

「つかぬことを聞くけど狼男が

人助けしたって噂知ってる?」

 

女性

「え?うん、シムッターやシムスタ

グラムのハッシュタグで知ったわ」

 

そして、路上販売の売り子にも

その影響が現れてました。

 

ワイルダー

(あの服はムーンウッドミルの

デザインじゃないか!)

 

とりあえず、何か買ってから

声かけてみる

 

ワイルダー

「斬新な服だね。どこのブランド?」

 

売り子

「あーこれ?ネットで見かけて

一目惚れしたんだ。

ブランド名は知らないなぁ」

 

モロが日頃コツコツフォロワーを

増やした成果が出ているようです。

※何度も言うけど「という設定」です

 

  番犬さがしのお願い

夕方、自宅に戻ると

ちょうどモロから電話が来ました

 

モロ「ワイルダーさん、今平気?」

 

ワイルダー

「ああ、今帰宅したとこだ」

 

ワイルダー

「良いタイミングだよ、モロ。

さっきムーンウッドミルの服来た

若者に会ってな。ネットで購入したと

言っていたんだが心当たりあるか?」

 

モロ

「あります。ソーシャルメディアで

商品宣伝してます。わずかだけど

ネット通販も始めたんです。ただ…」

 

 

ワイルダー「なんだ?」

 

モロ

「予想外なんだよな~。

うちの商品が注目されるには

まだ早すぎる。」

 

ワイルダー

「人助けするウェアウルフの噂が

影響しているのかもしれないな。

ネットで話題になってるの知って

るか?」

 

モロ

「ええ、その助けられたという人が

先日店にやってきましたよ。

狼男に興味持ったとかで」

 

ワイルダー

「本当かよ…シムッターあたりで

拡散された情報だから作り話かと

思った」

 

モロ

「それだけじゃないんです。

今日電話したのはその人の友人から

受けた依頼について…なんですけど。」

 

 

ワイルダー

「ウェアウルフを番犬に…?

おいおい、せめてボディガードと

言ってほしいものだな。」

 

モロ

「ハハ、…で、どうですかね?」

 

ワイルダー

「都心で暮らしたい狼男なら

まあ1人確実なのがいる。

俺から話してみるよ」

 

 

モロ「宜しくお願いします…」

 

ひとまずこの『番犬』の件はワイルダーに

任せることになりました。

 

それにしても

 

吸血鬼から人を守るヒーロー気取りの

狼男は何者なのか…

 

コミュニティを築き上げ平和と均衡

保ってきた集合体からしたら監視が

行き届かない狼男の身勝手な行動は

危険でしかないよねぇ

 

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