僕は全知り合いに、ある程度土地がある戸建てをおすすめしています。


何故ならば、集合住宅に住むということは、他の住民の生活リズムにある程度合わせる必要があらからです。

どうしても衝撃音とかが、集合住宅では伝わりやすいです。


また、他の住民が、水を垂らしたり、孤立死したり、子どもが産まれたり、その他の何かが起きたとしても、それを受け入れなくてはなりません。

戸建てでは、さほど気にならない事かと思います。


例えば、タワー型集合住宅ですと、確率上は10年に一回火事が起きる事になっています(300戸程度の規模のものの場合)。

自殺は10年に2人程度です(住民1000人の場合)。

他人からのリスクが勝手に自分に降りかかってくるのが、集団生活である集合住宅です。

それはコントロールできません。


その分、他人からのリスクという部分を考えるなら、戸建ては快適に過ごせる確率はかなり高いと思います。


なお、戸建てで目立つ道路族問題は、意外と集合住宅にも降りかかるもので、道路のほかに、駐車場で遊ぶ場合や廊下で遊ぶ場合があります。

集合住宅だとなかなか音響効果があって響いてしまうそうです。


他人からのリスクを下げるためには、人口密度を下げるしかありません。

人口密度を下げれば、そもそも住民トラブルそのものが減ると思います。


どうしても集合住宅じゃなきゃダメな場合は、せめて高齢者が多い古い集合住宅だけはやめた方がいいと思います。

タイルの剥落など共用部の劣化や、耐震性などで問題があるものが少なくないです。

何故なら、年金暮らしの人が多い管理組合は、あまり修繕にお金をかける余裕がないからです。

たまたま人が死んでいないだけっていうレベルで色々落下している集合住宅もありましたので、集合住宅をご購入の際は他の住民の年齢層や積立状況をしっかりとご確認ください。



個人的には、土地の分筆やタワー型集合住宅の開発はそろそろ規制したほうが良いと思いますね。