何故クマは人を襲うのか。

それは、人が何故今キノコを食っているのかと同じようなものだと思います。


過去に何人ものヒトが興味本位などで色々なキノコを「食ってみるか!」と食ってきたわけです。

これはクマも同じで、とにかく腹が減ったからなんでも食ってみようという状態なのでしょう。


例えばOSO18は、ウシを食ってみたら美味かった。しかも自由に手に入るので、一番美味いロースを好んで食べた。

最終的にはレオンという乳牛に反撃されて牛への襲撃をかなり躊躇うようになったわけですが、もしそれがなければOSO18はずっと牛を食っていたでしょう。

これはヒトの場合も同じで、ヒトが食えるならヒトを食うわけです。今回仮に福島松前羆事件と呼びますが、この事件のクマはヒトをターゲットにしていました。

福島松前羆事件では、おそらく同じ個体がヒトを襲っています。

明白にヒトを餌とした証拠があります。


山菜やキノコを山で採る人ならわかると思いますが、毒かどうかと美味いかどうかの知識をお持ちだと思います。

クマも同じだと思います。

人が食えるかどうかクマは食わなきゃわからない。食えるなら食う。

食ってなんともなかった経験がある個体なら、その後ヒトは食い物で採取対象となります。


都市部などにお住まいの方でクマの駆除を批判されている方は、もう少し認識を厳しくしてください。

過去にクマがヒトを避けていたのは春熊駆除によるものです。ヒトが恐ろしい動物だとクマの間で伝わっていたからこそヒトとの棲み分けができていました。

しかし、今はそうではない。

ヒトは餌を持っているし、なんならヒトそのものを食っても良いとクマが思い始めている。


今緊急にやらなければならないことは、人慣れを助長させようとする餌付けテロリスト達を検挙できる仕組みを作り、駆除頭数を管理しつつ人里に近いクマを片っ端から駆除する事です。