夫が倒れて、

一年と少し過ぎた。

 

あの日から、

涙一滴こぼしてないなあ、

と気づいた。

 

夫が倒れた・・・

 

びっくりし過ぎて、

夢見てるようで、

信じられなくて、

でも、

現実を受け入れて、

前に進まなくてはならず。

 

泣いてる暇なかった。

泣いたら、

そのまま私は立ち上がれなかった、

と思う。

 

今。

それなりのルーティーンが出来て、

この調子でいけば、

やっていけるかと、

自宅をリフォームして、

そろそろ居候中の妹宅から飛び立つ(笑)

 

看護師の妹、看護師の姪っ子が、

いてくれなかったら、

今の私たちは無かった。

 

ところが、

朝起きて、

血圧、体温、酸素レベルチェックして、

夜用オムツを外してパンツにして、

ズボンを履かせてる時、

いつも、

いつも、

 

なんとも言えない声で、

夫が嘆く(そのように聞こえる)

情けなくて、悲しくて、

辛い(そのように聞こえる)

 

疲れてきた。

わかっているけど、

疲れてきた。