夫の葬儀のあと初めて、
息子たちが東京から一泊で帰省。
娘家族も一緒に、
お墓参りに行ってきた。
小学四年生の孫からはじまり、
みんなでお線香を持って、
それぞれが手をあわせて・・・
家に帰って、
娘婿が届けてくれたケーキをみんなで食べて、
息子たちはあわただしく帰って行った。
前日の夜は、
私が作っておいた秘伝のタレで(笑)
タイスキ(タイ国のお鍋)を食べた。
以前バンコクの病院で、
日本人通訳として働いていた彼女は、
とてもとても感激してくれた。
日本酒とワインで、
すっかり酔った私は、
息子にも話したことのない、
夫とのなりそめや、
夫のひととなりを、
調子に乗ってペラペラ。
二人が微笑みながら、
うなずきながら聞いてくれて。
そして、
息子たちと駅で別れて、
家に帰って、
ふ~っと深呼吸したら、
涙が・・・・
寂しくて寂しくてしかたなく。
「素敵な女性やね」
「息子も幸せやね」
「私たちも楽しかったね」
「あの時、よく笑ってくれたね」
「美味しそうに食べてくれたね」
そう、話す相手がいない。

