朝から市内のライブハウスへ演奏に。

 

私たちの曲を4曲披露。

「琵琶湖周航の歌」「竹田の子守歌」

「瑠璃色の地球」「私の子どもたちへ」

 

そのあと、

13人の方々の伴奏。

最後に会場のみなさんと一緒に3曲。

 

夫よりも年上の方も多く、

楽しそうに、

元気に歌っておられた。

 

ふと、

私たち夫婦は人生の負け組なのか、

と、

なんともいえない感情が沸いて、

胸がしめつけられそうになった。

 

会場で昔の知り合いに出会って、

夫のこと話したら、

とっても驚いてたけど、

「めげたらあかんよ。前向いて

これから、みんなそういう年齢になって、

いろんなことがあるよ」と。

 

彼もずいぶん若い時に、

奥さまを癌で亡くしている。

 

演奏の休憩の時に、

病院の看護師さんから電話。

お変わりなく過ごしていらっしゃいます、と。

日用品で持って来てほしいものの連絡だった。

 

身体を自分で動かそう、としている、

私が渡した犬と猫の写真を見ている、

食事は自分で食べるとこぼしてしまう、

が、介助ありでよく食べている、

お茶、水はとろみをつけて飲んでいる、

車椅子で積極的に動くように促している、

と。

 

楽団の演奏会から疲れて帰って、

薄暗い部屋に入って、

しばらく椅子に座って、

ボーっとして長い時間が過ぎる。

 

あせったらあかんね。

わかってるけど。

 

がんばれ、わたし。