ちょうど 2年前です。
「光の巫女」
という物語と出会いました。
その美しい絵と 物語は 私の心にとても響き 涙があふれました。
登場する龍が以前の いえ、その時は つい最近までもがき苦しみ悲しんでいた 自分のように思えて。。。
闇を知ってこそ、
光 愛を知ることが できる
大きな暗闇を乗り越えてこそ 大きな光と愛が生まれる――
この作品をできれば外国語に翻訳してみなさんに知ってもらいたい。
でも、翻訳する能力もない私は・・・
せめて出身地の方言に 翻訳(?)してみようと 作者の方に申し出てみました。
すると快く了承していただき、それから各地の有志の方々の方言翻訳が始まりました。
今では 6都道府県の方言 と 英語 に翻訳されています。
実は 昨日、新月の日に 新しく HP 光のwebサイト をリニューアルしたと お知らせをいただきました。
懐かしく 二年前を思い出し・・・
この方言翻訳をさせていただいた事で、自分のエネルギーが大きく変わったのを思い出しました。
それくらい、とても 大きな愛と光の物語です。
読むだけでなく、自分のお国言葉になおしてみると・・・よりいっそうこの物語の愛と光が入ってきます。
ぜひ試してみてください![]()
加藤さんの絵 すばらしいです。
ぜひ下のリンクから 見てみてください^^
光の巫女 ← オリジナル 作:miki 絵:加藤和(なごむ)
光の巫女 ←博多弁翻訳
そうとう遠かぁ昔
闇の世界に
一筋の光と一緒に来んしゃった 光の天女が
こまかぁ星ば救うてから
光で そ~っと包みんしゃった
そげんしたら そん瞬間 星にゃぁ
ひとつの命ん灯りが宿り
美しゅう ゆらゆらと 星を照らし出しながら
巫女へと 姿を変えていったげな
巫女の姿を 愛おしゅそうに
見守っとった天女やったけど
しばら~くしたら 名残惜しゅそうな光と共に
また闇ん彼方へと消えておらんごとなりんしゃった
天女が おんしゃれんごとなった後も
巫女は輝きをましながら
星を照らし続けとんしゃた
それがたい 闇は 長い年月をかけて
ちょこっとづつ ちょこっとづつ
巫女の光を飲み込んで
とうとう 巫女を龍の姿へと 変えてしもうたげな
ある時たい 光の天女が舞い戻りんしゃって
そう~っと光で包み込もうと しんしゃったばってんが
龍は闇の炎ば高こう掲げてから
光の天女ば追い払おうてしもうたとばい
ある時たい 緑の天女が舞い戻りんしゃって
草木で星を包もうと しんしゃったばってんが
龍は闇の炎で
草木を焼き払おうてしもうたとばい
ある時たい 音の天女が舞い降りてきんしゃって
優美な笛ん音で
闇の炎ば鎮めよぉ~としんしゃったばってんが
龍は大きかぁ唸りん声で
笛ん調べば かき消してしもうたとばい
ある時たい 水ん天女が舞い降りてきんしゃって
雨ば降らせてから
闇ん炎ば消し去ろぉかぁしんしゃったばってんが
龍は 闇ん炎ば振りかざしてから
雨ば一瞬で消し去ってしもうたとばい
ある時たい 風ん天女が舞い降りてきんしゃって
風のコトバでから
そぉっと語りかけようかぁしんしゃったばってんが
龍の放つ 闇ん炎は
勢いばぁ増すばっかりで
とうとうしまいにゃ星の全てを
焼き尽くしてしもうたとばい
焼き尽くされてしもうて 何もかんものうなった星は
どんどん凍てつきはじめてから
寒さに凍えてしもうて 動けんごとなった龍ん前に
氷ん天女が舞い降りてきんしゃって
星と龍ば雪で包んでいきんしゃった
「やぁっと あんたば包むことが出来たばい・・・」
「きさん・・・何もんや!」
龍は凍えてしもうた声ば
やぁっとの思いで喉元から押し出したげな
そげんしたら氷ん天女は
龍にそぉっと歩み寄りんしゃりながら
風ん天女へと・・・
水ん天女へと・・・
音ん天女へと・・・
緑ん天女へと・・・
光ん天女へと・・・姿ばかえてから
やさしか光で龍ば包み込みんしゃりながら囁いたげな
「うちは あんたば いっつも見守り 愛しつづけるもんたい
あんたに命ば授けた天女たい
さぁ 思い出しんしゃい・・・
あんたが 光ん巫女であることば・・・
さぁ 思い出しんしゃい・・・
あんたは いっつでも
自分の望む姿になれるっちゅうことば・・・」
「ウチは光ん巫女とかじゃぁなかったい・・・
闇ん龍たい!」
凍てついた唸り声は
星ば揺るがし
大地ば切り裂いてしもうた
「あんたの その身ぃが
どげん姿に変わり果てろうっちゃぁ・・・
あんたは ウチの愛する
光ん巫女に かわりなかとよ」
光ん天女は
そん胸に 龍ば 抱きしめながら
語り続けたげな
「たいがい昔ばってん・・・
ウチも 闇に飲み込まれてしもうてから 闇ん龍になったとよ
そうしてから
闇ば溶かす 光ば手にする事が出来たとばい
あんたが抱く 闇が 深ければ 深いほど・・・
闇ば溶かす まぶしかぁ光ば 生み出すことが出来るとよ」
やさしゅう語り続けんしゃあ
光ん天女の穏やかな笑顔ば
龍は まっすぐに見つめたげな
龍ん瞳に
光ん天女の笑顔が輝いた
そん瞬間たい・・・
龍ん瞳からは
涙が とめどのう溢れだしてからくさ
凍ってしもうとった星ば
ゆうっく~り溶かしながら
星ん全てば 洗い流していったげな
「さぁ・・・巫女よ・・・
あんたの闇に差しこんだ
僅かな光の記憶ば辿りんしゃい・・・
そうして 光と闇の記憶ば 紡ぎ合わせるとたい」
龍は 天女ん愛に包まれながら
ゆうっくりと瞳ば閉じてから・・・
闇ん中の 光の記憶ば辿りはじめたげな
龍は 一筋の光とともに舞い降りた
氷の天女の 全てば包みこむ雪ん ことばぁ・・・
風ん天女の 優しかぁ風ん コトバばぁ・・・
水ん天女の 渇きば潤す恵の雨んことばぁ・・・
音ん天女の 心踊る笛の音ばぁ・・・
緑ん天女の 草木の芽吹きの香りばぁ思い出してから・・・
光ん天女の 愛に満ちた光ば失うて
寂しさと 悲しみが
闇ん塵となって 体ば覆いつくし・・・
辛さと 苦しみが
闇の埃となって 心に降り積もり・・・
心の輝きば失うてしもうて
闇ん龍へと変わり果ててしもうたことば思い出し・・・
そげんしてから やっと・・・
自分が 光ん巫女やった事ば
思い出すことが出来たとばい
「そうたい・・・
ウチは・・・光の巫女やったったい・・・」
とめどのう溢れ出る涙が
龍ん体ば覆いつくしとった 闇ん塵ば
洗い流していったとばい
不思議なことに 闇ん塵は
龍の身体ば離れると 光ん粒となってから
闇の世界に広がっていったげな。
そげんして ちょこぉ~っとの光ば放ちながら
ゆっくりと ゆっくりと
光の巫女の姿へと戻っていったとよ
そうたい ウチは・・・光の巫女・・・
いつか必ず・・・
こん星の闇と光ば 紡ぎあわして
光輝く星に変えちゃると あんたに誓こうた
光の巫女ですたい!」
巫女の声が 銀河に 響きわたったとよ
巫女の声は 光となって 銀河にふりそそぎ
巫女の からだも まばゆかぁ光ば放ちながら
さらに 輝きば増していったげな
愛おしゅそうに巫女を見つめながら
天女はゆっくりと語りんしゃった
「あんたの命ば こん星に委ねた時
ウチもあんたに 誓うたとよ・・・
あんたが どげな闇に飲み込まれったっちゃあ
いつの日か必ず・・・
ウチとあんたが 再び1つの光となる日がくるまで・・・
何度でちゃぁ あんたの元へと舞い降りてから
光ん道しるべを 示しつづける事ば・・・」
天女と巫女の心の光が 1つに重なりおうた
そん瞬間たい
星の全ての闇と光は 溶けおうて
美しか輝きにかわったとたい
闇ん星に広がった 光ん粒は 光の命の種になってくさ・・・
巫女の流しんしゃった涙は 海となって
光の命ん種ば やさしゅう包み込んでから・・・
天女の あったかか光が 海ば照らした その瞬間たい
海に包まれとった 光の命の種は
一斉に芽吹いてから キラキラと輝きはじめたげな
そうしてから 海は 雲となり 雨となってから 大地に降り注ぎ
大地に抱かれとった 光の命の種は 一斉に芽吹いてから
キラキラと輝きはじめたげな
天女は 光の命の種にそぉっと 誓こうた
「愛おしか光ん子どもたちよ・・・
あんたが 命の芽吹きば繰り返しながら
いつまんでも星と共に輝きつづけられるごと・・・
ウチはあんたば いつまんでん照らし続けちゃろうね・・・
道に迷うた時は、いつっでもウチの光と
巫女の流した涙の海が一つになる瞬間に・・・
ウチに会いに来んしゃい・・・
ウチとあんたば繋いどる
光ん道ば 示しちゃるけんね・・・」
巫女は 光の命の種にそおっと 誓こうた
「愛おしか光ん子どもたちよ・・・
あんたが 闇と光ば紡ぎながら
いつまんでも星と共に輝きつづけられるごと・・・
ウチはあんたば
いつまんでん見守り続けちゃろうね・・・
闇に飲み込まれそうになった時は、
いつっでもウチば見上げんしゃい・・・
ウチがあんたの闇の行く先に
どこまんでんついて行って
あんたと闇ば 照らしちゃるけんね・・・」
光ん子供たちゃぁ
命の芽吹きを 幾千年も繰り返しながら・・・
小さかぁ心の光と闇ば 紡ぎあわせながら・・・
今んなお・・・
星と共に輝き続けとるとよ
天女と巫女の
無限の愛の光に見守られながら・・・
~ 完 ~
己の罪を知るものは 幸いである![]()
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