
この花はゴクラクチョウカ属(学名:Strelitzia)は単子葉植物ゴクラクチョウカ科の一つ。園芸名のカタカナ表記そのままストレリチアやストレチア(属)ともいい、わが国では極楽鳥花と漢字表記します。南アフリカを中心に何種類かが分布しているようです。花は鳥の頭のような形をしているものがあり、葉が美しく観葉植物として栽培され、バード・パラダイスとも言います。学名の「ストレリチア」は、植物愛好家であったイギリスのジョージ3世の王妃シャーロットの旧姓に由来しているとされます。
葬式場の祭壇にこの花が供えられることが多く、何となく葬式の花という印象が深いかもしれませんが、実は素晴らしい花です。阿弥陀経には「彼の国(極楽)には常に種々の美しい鳥がいる。それは鶴、百舌鳥、孔雀、迦陵頻伽、供命の鳥であり、昼夜を問わず美しい声をだし、恰も仏の説法を聞くようである」と記されます。私の寺の本尊様が阿彌陀如来ですので、この花を供えるのが、自然だと思い、育てた次第です。それがまた良く咲いてくれるのです。この花を見て極楽浄土を連想するお人よしは私一人だけかもしれません。