なんといっても『赤めだか』。面白かったです。
抱腹絶倒というのともすこし違う。師匠と弟子という前近代的な矛盾に満ちた関係の中で苦しみ、這い上がり、感動する毎日。先輩を追い抜いたり後輩に追い抜かれたりする厳しい芸の世界での嫉妬。しかし、その苦しい中を生き抜いたもの同志でしか感じることのできない尊敬。
立川談志という、稀代の噺家に出会ったことで、高校を辞め弟子となる。50話もの落語を覚えなければならない二つ目修業。米朝、小さんという東西の大看板に稽古をつけてもらい、ついには真打ちトライアルへ。17歳から13年間の修業時代を語る、これぞ、面白くて涙が出る本した。今では10万部を超えているそうです。
この人の落語を聞きたいと思いました(CDでは聞けますが、独演会は毎回売り切れです)。
この人の話を聞いてみたいと思いました。
そういうわけで、対談のゲストをお願いしたのです。
こちらが落語家生活25周年記念独演会シリーズの西新井で行われた演目です。西新井は、落語の独演会をたくさん行っていて「いいお客さんをつくってくださっている」場所なのだそうです。
そして翌日、早稲田にあるリーガロイヤルで行われた中江有里さんとの対談がこちら。
会場となったリーガロイヤルは、早稲田大学の大隈庭園に建てられたホテルです。中央が大隈講堂で、大隈重信が人間125歳天寿説を唱えたために、高さ125尺(約38m)になっています。ちなみに大隈は84歳まで生き、歴代首相の中で最高齢首相記録は今も大隈が持っているそうです。
その大切な大切な大隈講堂の横に、はるかに高いビルを建てる早稲田大学……どうなんでしょうね(笑)
ところで、談春さんの『赤めだか』。昨年買ったとき、どうしてこんなタイトルなんだと思いましたが、これも一つのネタ(根多と談春さんは書きますが)。師匠の飼っていためだかに由来するのですが……ぜひ、読んでみてください。後悔しませんよ。笑いますよ。泣きますよ。
図書館で借りよう……なんて考えないで(笑)最近近くの図書館で調べたら100人待ちでした!!








