WePhoto公式ブログ -17ページ目

WePhoto公式ブログ

日本を代表する写真家が撮ったオリジナルプリント・サイト



「WePhoto」を運営するスタッフの日記です

すみません、体調不良により、西谷監督インタビュー3は、延期させてください。
情けないことに、熱中症のようです。日中汗をかいたときは、こまめに水分をとらねばなりませんネ。
黒田康作という、あたらしい織田裕二のキャラクター付けをどうするか--西谷監督は語ります。
『東京ラブストーリー』『踊る大捜査線』、20代、30代のキャラクターとは違う、織田裕二扮する黒田康作はどうすればいいか。結局、今の織田くん自身がいいんじゃないだろうかと思いました。織田くんからすると、戸惑ったと思いますね。役者なんですから、自分を巣のまま出してくれといわれてもネ。でも、彼の普段の姿がいいと思ったんですよ」
では別な言い方ではどうだろうか? 黒田康作は、ほとんど笑わないキャラクターだ。
「うん、そう。かすかに一回だけニヤッとするだけで、あとは笑わない」。どこで笑うかは、見てもらったほうがいいだろう。
「黒田は、40代の大人の男の色気を出したいと思った。それは、結局今の織田くん自身だと思った」。
「20代の織田くんなら、走るシーンは最初から100m走でいいと思う。でも本当は5km走って追わなければならないかもしれない。40代の織田くんはそれを知っている。実際には同じ全速力だとしても、演じ方は自ずと違ってくる」
では、天海祐希さんは?織田さんとは意外な組み合わせでもありますよね?
「天海さんで本当によかったと思ってます。たしかに、誘拐される母親役だから、もっと弱々しくかわいらしい女優さんがいいんじゃないか、という意見はありました。でもね、背景はイタリアの石畳みと石造りの建築物なんです。ここは日本じゃない。この国に、わざわざ手術前の娘を連れてくる女性は、もっと強く、そして美しい人がいいと思った。天海さんは、完璧でしたね」
その完璧な女優に、スペイン広場の階段を何度も走って上らせたのは、西谷監督である(笑)。


えーと、何度も繰り返しますが(笑)ここは本来はオリジナルプリントの紹介ブログ なんです(笑)元々はね。というわけで時々で結構ですから見てやってください。お願いします。
(なおケータイはフルブラウザでないとデータ量的に見えないかもしれません。ゴメンナサイ)

ペタしてね
ひょんなことから西谷弘監督に話を伺うことができました。
西谷さんは、もちろん『アマルフィ』の監督ですが、それだけではありません。現在放映中の草彅剛主演『任侠ヘルパー』のメイン演出家ですし、昨年はテレビドラマと映画でブレークした『ガリレオ』『容疑者Xの献身』の監督、その前には『美女か野獣』『白い巨塔』など、売れっ子演出家としかいいようのない活躍ぶり。
そして…驚くことに西谷さんはフジテレビの社員なんですね-。つまり大ヒットしても給料にはほとんど影響がないんだそうです(笑)「指名されること、映画やテレビドラマを作らせてもらえる、そのことがうれしいんで…切れ目ができると不安になってしまう」とか。
『ガリレオ』『容疑者Xの献身』と聞いて、なるほど!福山さんが『アマルフィ』に出ているわけがわかりますね。
さて、西谷さんの話は本当におもしろく、ドキドキするものばかりだったのですが、ここに書けないことばかりでもありました。「監督が言ってしまってはネタバレになるかな~」と呟きながら話してくださったので…。

その中で、これだったら大丈夫かなという話を。
まずは、『アマルフィ』はなぜ、イタリアで撮影され、アマルフィだったのか という質問です。
「プロット段階では3か国を舞台とした構想があったんです。それくらいスケール感のあるものを大多(プロデューサー)は考えていましたからね。その後、1か国でもいいけど、3都市にしたいと(笑)イタリアだったら、ローマ、ベネツィア、ナポリです。実際にプロットを映画に落とし込んで考えてみる段階で、なかなか難しいことがわかった。それでもローマだけロケしました、みたいなものは作りたくない。もう一つはどこにしようか…と。これからはイタリアも南部がいいんじゃないか。たとえば、シシリアとか…そういうなかで大多が見つけてきたのがアマルフィだったんです」
補足すると『アマルフィ』は映画化と小説化が同時進行するプロジェクトでした。プロット段階では小説家の真保さんだけでなく、プロデューサーの大多さんや、西谷さんも参加して練っていたわけです。アマルフィは夏のリゾートですが、イタリア南部にあることもあり、それほど日本では知名度がありません。だからこその選択だったのかもしれませんね。
最初にアマルフィを見たのは昨年の夏。『容疑者Xの献身』の撮影が終わってすぐのことだった。
「夏のシーズンですから相当な混みようでした。街を歩いてみて、これはいいと」
西谷さんは、演出をするとき、実際の場所で自分で演じてみる。「かなり怪しいですけどね(笑)」。そうすることで、カメラの位置をどこにして、役者の位置がどこであるべきかが決まってくる。時には若いスタッフを相手役にしてローマ中を歩いたといいます。
「美術館で監視カメラを見ていたとしたら、日本人が変な動きをしていることに気づいたと思いますね。だって美術品を見ないはブツブツ言いながら芝居しているだから(笑)」

織田裕二さんは西谷監督との信頼関係をあげていましたが、西谷監督から見たら織田さんはどんな役者だったのでしょうか? また黒田康作の役作りはどこまで関与していたのでしょうか?
黒田康作は、ローマの冬を手袋をして過ごしています。天海祐希扮する矢上紗江子は手袋をしていません。織田さんの説明によると「黒田はイタリアの冬を外交官として経験しているので手袋をしている。矢上は初めてのイタリアだからまさか手袋はいらないだろうと思ってしていない。ホントは予想外に寒くて現地で買ったんですが、これは役作りになると思って西谷監督に相談したら、OKと。天海さんには寒い思いをさせて申し訳ないんですが(笑)」
監督の説明も全く同じで、日本で用意していった衣装が必ずしもすべてフィットしたわけではなかったのだそうです。それでは、織田裕二さんのキャラクター付けを監督はどう考えていたのでしょうか…以下次回に~(笑)

すみません、たまには私たちのサイト WePhoto  も覗いてやってくださいね。癒される写真、たくさんあります!