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さて、熱心なファンの方にも怒られてしまった!?
「なぜ映画『アマルフィ』はアマルフィだったのか」という私の疑問。
性懲りもなく、西谷監督にぶつけちゃいました(笑)西谷監督、爆笑。
これ以上は自粛……というわけにもいかないので、西谷監督のサービストークを。
「この映画のタイトルがアマルフィになったことで、シリーズ化されたときは、地名をつければいいんだ、ということはわかりましたね(笑)」
すかさず、<じゃ次回はウルグアイですか>と聞くと「まぁ……それはないと思うけど……(笑)」と、映画を見ている人しかわからない会話が続きます。

西谷監督は元々はCF監督からスタートした方。つまり短い時間に主張を入れる作業で鍛えられた監督です。「偉そうに言えば、ドラマや映画は時間を引き延ばせばできるのだから、別に苦労は感じない」のだそうです。「いちばんすごいD(ディレクター)は、グラフィックだと思う。一枚のポスターの中で、主張や美しさを極限まで切り詰めて表現するんですから」。なるほど、絵づくりにこだわる監督であるわけですね。

「織田くんが作り上げてきたキャラクター、例えば次に織田くんがやるのは『踊る』になると思うんだけれど、青島とはまた違う40代のキャラクターを、等身大の織田裕二からつくることはできたと思う。だから、この作品も、シリーズ化することはできると思います」
と大サービスしてくれました。




立川志らくさんの『雨ン中の、らくだ』を読んでいて、談志師匠に、「談春は名人、お前は狂人」と言われたと、何度か出てきます。立川談志に狂人といわれるのは、最大の名誉と、言うことでしょうか?

ところで、昭和=平成の名人と言えば、誰でも名を上げるのが古今亭志ん朝さん。私も大好き。いまでも大人気。今年出た落語のウィークリーブック『昭和の名人』は、第一号に志ん朝の音源を持って来れたことが大成功の理由だったといわれているくらい、バカ売れしました。

その古今亭志ん朝さんは『落語名人会4』で「文七元結」を語る前に「名人はたいへんに高いところにある。今の芸能の社会には、名人は一人もいない」と、キレイサッパリ断言しています。「うるさく言って恨まれたくないから、誰もいわなくなっちゃった。だから、今は自由な芸というのがドンドン生まれますな(笑)。これから先名人なんていう人は出てこないでしょうね。昔は真打ちになるのはたいへんだった。今じゃ、噺家になってしばらくぼんやりしているとすぐなれる(爆笑)」

志ん朝さんは、その理由の一つがテレビだろうと言う。お客さんも、面白ければ騒ぐけど、すぐ忘れて次の芸人に行ってしまう。その無責任さは、テレビの特性だと。テレビの人気者になり、そしていつしかテレビから姿を消した古今亭志ん朝さんらしい、見方です。

立川談春、立川志らくさんも「立川ボーイズ」として一世を風靡します。驚くことに、志らくさんは妻子がいながら隠していたという、まるでアイドルのような生活をしていたのですね(笑)。このままではまずいと思った志らくさんは、妻子がいることを告白、すると、お客は潮が引くように減っていったそうです。
談春さん、志らくさん、現在では、テレビとは離れ、ホール落語を中心として、活躍をされているところなど、志ん朝さんの歩んだ道を彷彿とさせます。

談春、志らくお二人が書いた本には、もちろんわずかですが志ん朝さんのことが出てきます。
志ん朝は、二人の師匠・談志を抜いて真打ちになり、だれもが名人と讃える人です。さらには談志が協会を飛びだす遠因の一つでもあったかも知れません。文字の上で古今亭志ん朝をどのように表現するか--はかなり微妙だったはずです。

ただし、「うるさく言う師匠、ぼんやりしていてはなれない」真打ち制度を作ったのは、まさに談志。その中で育ってきたのが、談春さん、志らくさんと考えると、談志という人は期せずして志ん朝さんの遺志をも継いでいるのかもしれませんね。








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長らく休んでしまいました。
結局土曜の夜から熱が出て、今日まで熱を出していたんですから長いですね。
治りかけで仕事に出かけ、暑い工場見学と寒いオフィスでのミーティングで一発でぶり返し、オマケにVIPな方との会食をすっかり忘れていて、寝込んだところから出かけて、ビールを飲み、その5倍の水を飲むハメになりました(笑)。

最初は、熱中症かなと思っていたんですが、39度以上が何日も続く熱中症じゃ、たいへんな騒ぎです。これは、インフルエンザかと思って検査したんですが……(一部、知ったかぶりは、今新型にかかっておけば、冬の大流行期に悪性が強化された新型に免疫ができると噂してます)検査代の無駄、単なる夏風邪? そういえば、糸井重里さんも鼻水風邪だとか。いま流行っているのでしょうか?

オフィスにはちょっとるんるんな新製品が来ています。ちゃんと会社に行って、ちゃんと説明書を読まなくちゃ。そういえば、談春さんの『赤めだか』に対抗したライバル立川志らくさんの『雨ン中の、らくだ』を読んじゃいました。1巻途中で止まっていた1Q84もめでたく完読。それ以外に新書も2冊。休んでみるもんです(笑)

『雨ン中の、らくだ』は、エッセイとしてのおもしろさ、だけなら『赤めだか』に譲ることになるでしょう。
それでも、師匠・談志への愛は、談春以上なのだ、とこの本は叫んでいます。談志の十八番の落語に合わせ、章立てされ、談志の話、自分の話、談春との関係、落語の話……がうまくかみ合っていくのは見事。つまり、現時点の(とくに立川流)落語の世界観と、旬の落語家・志らくの内面を知ることができるのです。
対する『赤めだか』は談春の<こんなことは滅多にない驚異の>青春ストーリー本とも言えます。落語に興味がなくても面白いです。
いずれも、読み応え十分でした。







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