今そこにある危機 | フィリピン・アラバンのななつことば

別に「死にたい」とか

そういう訳じゃないんだけど、

死をとても身近に感じる。


何かコトが起きるたびにいつも


「紙一重」だなって思う。


私たちは紙一重の人生を生きている。


すぐそばにある危機をすり抜けて生きている。



そう思ってる。



いつも危機はそばにある。




幸いにして、

本当にありがたいことに、私は

ハードなやつを直接的に被ってないけれど、


自分のごく平凡な人生をざっと振り返って見ても、

近くにたくさんの危機があった。





親子心中

(同級生がいきなりいなくなった)


阪神淡路大震災

(自分の住む街が壊れた。

共に学んだクラスメイトがいなくなった)


イジメ

(どこの学校でもありますわな)


日本の体育会系の部活

(あれって変よね)


中国のSARS 

(非常時の外国暮らし。命の危機を感じた①)


中国・西安の反日デモ

(日本人が中国で暮らすことのリスク。命の危機を感じた②)


ウイグル自治区

(行ってきた)


上海の反日デモ


東日本大震災



…などなど



今、自分が平和に過ごしてるこのときも、色んなことが色んなところで起きている。



それなのに


のうのうと私は生きている。



ラッキーな人生を歩んでる。

ありがたいわ。




それでも危機はいつもそばにある。

一歩間違えばあっという間にあっち側に落ちちゃうのだ。




今だって、フィリピンに住んでる訳だし。


いくら治安のいいところったって、

銃の所持が許されてる国なんだし。




いまここで生きていることに感謝を。



明日が保証されていないことの意識を。



そう思って毎日を過ごしてる。



さて今日、私は何ができるかしら。