大分生まれ貧乏育ち富津在住、この度父親になりました、えとう窓口です。







息子が無事に生まれてくれて、早くも1週間が経ちました。


息子の名前を【福之助】に命名させてもらったことは、この前このブログで発表させていただきました。


世間的には、だいたい生後1週間の時に【命名書】を書いて皆様へ報告するみたいです。


昨日、僕が愛知の妻の実家におりましたので、せっかくですからこのタイミングで【命名書】を書くことになりました。








もともと、購入しておいた【命名書】は三枚入っておりました。


そこで発生した『だれが書くか問題』。


妻のご両親は言いました。


「江藤さん書いてくださいよ。ブログ見ましたけど、ものすごく字がうまかったですよ。」


ご両親おっしゃったのはこれの事。
確かにうまい。


だから、これを使ってブログで名前を発表したのですが、ご両親に言いました。


「実は………これを書いたの僕じゃないんです(T_T)」


「えーっ!!??」


そうなんです、書いたのは………………妻でした!!


だから妻が書いた方がいい、僕がそう提案すると、妻は言いました。


「お父さん、うまいじゃん!!お父さん書いてよ!!」


「いやいや、ここは江藤さんが書かないと!!」


負担や責任が大き過ぎて、堂々巡りがスタート( ̄□ ̄;)!!


検索したら、昔は色々しきたりがあったみたいですが、今は両親が書いてもいいし、お祖父ちゃんが書いてもいいようです。


そこで、みんなで話し合った結果………。


『僕と妻、そして妻のお父様の3人でそれぞれ書いて、一番良いやつをお母様が選ぶ』
 

というルールになりました。






3人、それぞれ練習タイム!!
妻も正座で練習!!
お父様も正座です!!
慣れない筆ペン、加えて一発勝負、何より福之助の今後を担う【命名書】大会は、かなりの緊張感!Σ(×_×;)!


もっと練習したい、バランスが難しい、練習用紙と本番の紙質が違う、もっと違うペンはないのか、本当はもっとうまく書けるのに………。


まだ書いてもないのに、3人の言い訳が止まりません(((^_^;)







さぁ、いよいよ本番!!


まずは僕が書かせてもらいました。
ご覧の通り、人様にお見せできるようなレベルではありません(>_<)


小学校の時、書道教室に通ってたのに、先生のお手本を上からなぞって提出し、卑怯な手段で級を上げていったことを今さら後悔してます(T_T)


次に、こちらが妻の作品。
ほら、やっぱり上手い!!


ご両親に聞いたら、小学生時代に書道コンテストで『市長賞』を獲った事があるようです!!


名前も上手いし、日付も上手い!!


しかも『福』の字に少し丸みがあって、縁起の良ささえ感じます!!


最後はお父様の作品。
まぁ、達筆!!


さすがは会社で役員にまでなられた方!!


さすがは『市長賞』の父親!!


日付を1度間違うという失敗を取り戻す、素晴らしい作品です!!







いよいよ、選考の時。


もはや二択ですが(((^_^;)


あえて誰が書いたかは教えずに、お母様に選んでもらいました。
「みんな上手だね!!私は絶対こんなに上手に書けない!!」


と言いながら、左と真ん中、つまり妻とお父様の作品を見てました(((^_^;)


そしてお母様は、全作品をしっかり見たうえ
でいよいよ発表しました!!


「一番右のやつがいいと思うよ。」


………………。


………………。



えーっ!!??


これ??
「お、お母様。お二人の字体が分かって、気を使ってそうじゃない僕の作品を選んだんでしょ??」


するとお母様から選考理由が。


「だって………。この字が一番大きいでしょ??福くんには、大きく元気にすくすく育ってほしいもん!!福くんは男の子だし!!上手いとか下手じゃなしに、福くんの事を考えると、これが一番かな!!」


黙る3人………。


うまく書こう、一番になりたい、誰もがそんな事ばかり考えてしまっていた中で、お母様がとても素敵な選考理由を言ってくれました(>_<)


パチパチパチパチ!!!!


リビングに響き渡る拍手!!


誰の作品かではなく、お母様が選んだ【命名書】が飾られました☆☆☆
福之助-!!


なんかごめんやけど………。


大きく元気にすくすく育ってくれよ-!!!