大分生まれ貧乏育ち富津在住、新婚のえとう窓口です。







昨日、山口県でのイベントの楽屋で相方から言われました。



「愛知で地震みたいですけど、奥さんの実家は大丈夫ですか??」



たまたま妻が実家に帰省していたのもあって、めちゃくちゃ心配になりました。



すぐに妻に電話をしたら繋がって、元気な声が聞こえたら良かったものの………。



「西尾市って、これまではそんなに大きな地震はなかったけど、今回は震動4あったからけっこう揺れたし怖かった。」



僕はすぐに言いました。



「絶対に油断しないで。さらに大きい地震がくるかもしれないから。」








そうなんです。



僕はちょうど2年前に大分で経験してるんです。



一般的に【熊本地震】と言われているので、ピンときてない方も多いかもしれませんが、隣県である大分県もかなり揺れました。



その時、1回目の地震があって、一夜明けて落ち着いたかと思いきや、その日の深夜にもっと大きな地震が発生。



震度5強。



被害も当然深刻でした。



僕は仕事でホテルに泊まってましたが、かなり激しく揺れました。



それこそ、すぐに大分の家族に電話をして安否を確認したものです。



色々な方から「大丈夫ですか?」「実家は、家族は無事ですか?」との連絡をもらいました。



幸い実家も家族も大丈夫でしたが、余震が続く恐怖の中、家の家具を固定したり、緊急時の荷物をまとめたり、災害時の対策を慌ててやりました。








ちょうど2年が経ち、最近はニュースで報道がされていて『あの経験、そしてあの時の教訓を忘れてはいけない』とわかってはいるものの、ついつい日々の生活に追われがち。



忘れるわけはないけれど、未来へ前を向いて歩いていきたい、そう思って毎日生活しています。



そこへ、2年前には出会ってもなかった新しい家族の実家で地震。



『肝に銘じろ』



と教えられているのでしょうか。









家族を守りたい。



結婚して新しい家族が増えたわけだから、守りたい家族も増えました。



近々、愛知の実家に行きます。



せっかく妻の実家に行ったのだから、ご両親と楽しくお酒を飲んで、妻の甥っ子や姪っ子と楽しく遊ぶ………もちろんそれが一番です。



けど、あまりにも今回はタイミングがタイミング。



緊急時の避難先を確認する、非常時の準備をしておく、連絡網をきちんと把握しておく、など日頃からできることがあるはず。



大分の母からも「愛知の実家は大丈夫だったかな??」と心配の連絡がきました。



家族と家族が繋がったわけですから、楽しい嬉しい話題も増えますが、心配も増えます。



これからずっと長い間、家族が無事で楽しくいるために………決して楽しくはない話をしておくべきなのかもしれません。