内見と内覧の違い | 代々木上原・八幡賃貸はウェルサイドホーム

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マンションや戸建てなどの購入や賃貸希望で

気に入ったお部屋を見てみたい時に

内見とか内覧とかいう言葉を使いますが

どう違うのでしょうか?

 

私は、この業界に入って20年以上経ちますが、

同じような意味で使っていました。

そこで、違いが気になり、

(社)全日本不動産協会の不動産用語集で調べてみました。
http://www.zennichi.net/m/guide/yougo.asp

内見(ないけん)

建物の内部見学の略。図面等により気に入った物件は必ず内見し、
いろいろとチェックすること。
(近隣の町並みも含めて)現況(実物)と間取り図とは必ずしも一致しない。
図面だけで契約してしまうと入居してから後悔することになる。
内見する時は不動産会社に手配を依頼する。
案内してくれたり、現地にカギを隠してあったり、カギを貸してくれたりと
いろいろな形で内見できる。カギが現地にある場合は、気兼ねなく見ることができる。

と説明がありますが、

内覧(ないらん)については、説明がありません。

ただし、

内覧会 については説明があり、

一般的には、特定の方に内々で何かを見せる会のことを内覧会と言うが、
マンション業界では、青田売りしたマンションが約束どおり(図面どおり)に
できているかどうかを、引渡前に客に見てもらい不具合を手直し工事する
ための会の事をさす業界用語である。またデベロッパーによっては、
「建物検査」等と呼ぶ事もある。

逆に、この場合に 内見会 と言うことはありませんね。

従って、不動産用語的には、たとえば

「気になる部屋を内見する」

「新築住宅の内覧会に参加する」 のように使うことを

想定しているような気がします。


また、国語辞典(excite)では

ないけん[内見]

( 名 ) スル

内々で見ること。内覧。 「 -会」 「どれ-しやう/緑簑談 南翠
江戸時代,代官による検見(けみ)の前に,あらかじめ村役人と地主が
各田地ごとの収穫量を調べること。この結果を内見帳に記し,耕地絵図を
つけて代官所へ提出する。ないみ。 → 検見

ないらん[内覧]

( 名 ) スル

内々で見ること。非公式に見ること。 「書類を-する」 「所望に任せて-に供する
と云ふのである/渋江抽斎 鷗
太政官から天皇に奏上する文書を,摂政・関白または特に宣旨を受けた者が
あらかじめ内見し,政務を代行すること。また,その人。

なので、ともに①にあるように

内見は、内覧と同じ使い方をするようですね。

従って、国語的にはどちらを使ってもいいってことですね。


お部屋を見たい時に、同じように使う ってことで、

内見と内覧の違いの話にならなかったかな。

また、

関東では、【内見】が多く使われ、

関西では、【内覧】が多く使われていると言う話もあるようですが、

この点は、実際調べたことがないので分かりません。




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