▼前編はこちら
神楽殿の雰囲気は…
時間になると、順番に神楽殿の中に案内されます。
長椅子がたくさん並んでいるので、案内されるまま、前から順に座ります。
初めて中に入ったのですが、とても大きくて綺麗な作りに感激しました。
上の方がガラスになっていて、ガラス越しに周りの緑が見えたり、木々が揺れるのがわかって
それだけでなんだか荘厳な雰囲気です。
(神楽殿の中は、写真・カメラNGだったので、撮影できず、残念…。)
いよいよ、御祈祷
ご祈祷が始まる前に、申込者に玉串が配られました。
こういうのです↓
雅楽の音色でなんだか、身が引き締まるような気がしました。
腹帯は持参したので、膝の上に玉串と一緒においてご祈祷を受けました。
かろうじて、住所の一部と夫の名前、出産予定日を聞き取ることができました。
私の名前も呼ばれたそうですが(義母が聞いてくれていました!)、
私も母も聞き取れませんでした…。泣
雅楽や舞、ご祈祷を終えた後は、最後に申込者が玉串を神殿前の台に納めて、終了です。
手順やマナーは全くわかりませんでしたが、
当日その場でスムーズに指示してくれるので、それに従って滞りなく終了しました。
ご祈祷中、赤ちゃんが反応して初めての胎動を感じ取れるのでは?!
…なんて、期待しましたが、そんなミラクルは起こりませんでした。笑
お腹の中まで、ご祈祷、しっかり聞こえていたかなぁ…
一通りの儀式が済むまでの時間は、約15分でした。
とても厳かな時間で、普段そのような雰囲気に慣れていないせいか、長いようにも感じましたが、
時計を見たら、ほとんど時間が経っていなくてびっくり。
ご祈祷後は…
ご祈祷が終わると、順路に沿って神楽殿を後にします。
入り口とは反対側に、出口専用の通路があります。
出口のところで、受付の半券と引き換えに、巫女さんからお下がりをもらいました。
お下がりと安産守り
私たちがもらったお下がりは、こちら。
(熱田神宮のパンフレット・煎茶・神箸・落雁・紙製のお守りが入っていました。)
「無事にご出産をされたら、お守りはお返しにお越しくださいませ」と言われたので、初宮参りで御返納しようと思っています。
お守りは、紙製なので、母子手帳に挟んでもいいそう。(早速やろう!)
首から下げていたタスキは、その日に出口で返却します。
最後にタスキをして、全員でご神木の前で記念写真を撮ってもらいました。
ご祈祷を終えて…
妊娠するまで、戌の日って聞いたことはあったけれど、
いつ何をする日なのか、正直全然知りませんでした。
調べてからも、夫婦だけでいけばいいかな?腹帯なんているのかな?なんて調子。笑
でも、話をするうち、両家両親とともに行くことになり、
その日に備えて準備をしたり、実際に雅楽が厳かに響く中でご祈祷をしてもらったり…と
体験を重ねる中で、しっかり安産祈願をしてよかったなぁと思うようになりました。
第一子の我が子を迎えるにあたり、家族が増えるんだなぁという実感が
私たち夫婦にも少しずつ芽生えたようにも思います。
両家みんなで祝ったこの日の出来事が、
”自分は歓迎されて望まれて産まれてきたんだなぁ”といつか我が子に伝わればいいなぁ、
なんて淡い想いを描いています。
▼戌の日参りの服装については、こちら
(※2023年8月 : 別ブログに掲載していたものをこちらへ転記しました。)