こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
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何だか良くないことばかり、考えてしまう。
特別何か、事件があったわけでもない。
むしろ、
仕事も、夫婦関係も、それなりにうまく行っているように思う。
それなのに、漠然とした不安を感じたり、何だか良くないことばかり考えてしまう。。というときがあります。
想い描いていた生活なのに、何だか気分が落ち込んでしまう。
不安な気持ちが強くなる。
そんな時間が長くなってくると、ふたりの関係そのものに戸惑いが生まれたり、ありもしない不安や疑心が生まれてくることもあるかもしれません。
けれど、パートナーとの間に感じる漠然とした気持ちは、決してふたりがベストパートナーではない、というサインではなく、あなたの中に隠れていたネガティブなストーリーが、顔を出し始めているだけなのかもしれません。
私たちの意識の中にはいつも、理想とするポジティブな未来の物語と、”こうはなりたくない”と言うネガティブなもうひとつの未来の物語とがないまぜになって存在しているものです。
例えば、ずっと欲しかった洋服をいよいよ買いに行く、という時。
あるいは、仕事で大きなチャンスに恵まれたという時。
ワクワクする気持ちの一方で、「無駄遣いじゃないかしら?」と欲しい気持ちを引きを戻すような心持ちになったり、「自分にできるのか?」と怯む気持ちがでてきたり。
欲しいと願っていた現実に近づくと、幸せな気持ちに水を差すような出来事が起こったり、不安にさせるようなものにばかり目が行く、ということがあるものです。
ポジティブな未来の物語に近づいた分、ネガティブな未来の物語もまた、力を持ち始めたのかもしれません。
そしてそんな心理的な反応は誰にでも起こりうるものであり、それは理想的な未来であればあるほど、強く求めていたものであればあるほど、強くなります。
欲しいけど、欲しくない。
楽しみだけど、不安。
私たちの中にある、ポジティブな物語と、ネガティブな物語とが、競い合って主導権を取り合っているようなものかもしれませんね。
光が強いほど、影は強くなるように、気持ちが前向きになるほど、後ろ側に引き戻す力も強くなります。
幸せな未来が一歩、また一歩と近づいてきているときには、ハッピーな気持ちと比例するように、ネガティブな気持ちも強くなりやすい。
そんな時にはまず、光と影の関係を認識をしておくこと。
そして、影の影響を強く感じるれば感じるほど、意識しながら光に焦点をあわせる取り組みが、大切。
不安になるのはその分、待っている幸せの容量が大きい、という事でもあるのです。
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豊かで幸せなパートナーシップを育む秘訣と、
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