こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
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もしも別居したいと言われたら?別居のリスクと修復への対策
夫婦における別居のリスクと対策
別々に暮らしたい。
パートナーが別居を望むとき、あなただったらどう対応しますか?
夫婦が住まいを分けることには、様々なリスクがあります。
別々の生活基盤ができることで、コミュニケーションがとりづらくなるのはもちろんのこと、経済的な負担や、心理的なストレス、また考えたくないことですが、浮気や不倫のリスクも高まることは否めません。
故に、相談を受けたとしたら、まずは回避することができるなら、どうにか避ける道をさぐること、お勧めします。
ただ、もしそれが難しいと感じられるほど強い要望であるなら、まずはそれを受け容れる勇気を持つことが、夫婦関係を立て直す最善の方法になる場合があります。
一度固まった意志を、撤回させようとすることは、却って事態を悪化させるかねません。
人は、一度決意したもの思いとどまることは、なかなか出来ないものです。
まして、既婚者が別居を口にするのは、相応の覚悟と準備があるはず。言葉にされた決意は、反対すればするほど抵抗感を生み、より頑なに、覚悟を堅固なものに変えてしまいます。
信じられないかもしれませんが、受け容れることで状況が改善することもあるということを、まずは知っておいてください。
逆に、反対すればするほど、相手は自分の中に引きこもったり、修復不能な亀裂を残してしまうことさえあります。
もしも彼が別居を望んだとしたら、まずはその選択を尊重することで、一歩譲り、代わってあなたの気持ちを、彼にも理解してもらうチャンスを狙いましょう。
修復に向けた対策
週に1度は必ず会って話をする、月に1度は家に帰ってくる。
など、できるだけ対面で、難しければ電話、電話が難しければLINEでも、定期的にコミニケーションを取れる環境を必ず残しておきます。
カウンセリングを通して、関係修復を図るなら、これは後々重要な意味を持ちます。
なので、
「もう連絡も取りたくない」なんて状況を回避するためにも、強固な意志で別居を望むのであれば、一旦それを受け入れることも有効だということを頭に置いておいてください。
もちろんそれはとても勇気のある選択で、且つ痛みを伴うものであることを百も承知しています。それでも、意味があることですから、あえてご提案しています。
そうやって辛い気持ちを背負って始める、別々の時間を大切に、ふたりの間に起こったことの本質的なテーマを見つめ直していくことが、夫婦関係を取り戻す、はじめの一歩になります。
もちろん、自分自身の生活基盤を守ることが大前提ですから、住宅ローンや家賃、家計や養育費など、お金周りのことはしっかりと事前にお話しあっておくことを忘れないで下さい。
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