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こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
今日もこちらのブログにご訪問ありがとうございます。
結婚、パートナーシップについて書いています。
本日のテーマはこちら↓
家事をしない彼、当事者意識のない夫。
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食べる事と同様に、共同生活を始めたカップルが最初に感じる違和感やストレスが、この家事に対する考え方や、あり方かもしれません。
中でも問題の原因になりやすいのが、家事に対する当事者意識の違い。
家事は平等に。
積極的に参加するよ。
と、いうイマドキな男性であっても案外その根底には自分でも気づいていない暗黙知のルールが潜んでいる場合もあります。
例えば、わが家の場合。
食事の準備は主に妻。
後片付けは概ね僕。
また子供を保育園に送るのは原則僕で、
お迎えはフレキシブル。
お掃除全般は妻で、
洗濯は最近ルール変更があって妻、というフォーメーション。
ここに落ち着くまでは幾度かの衝突もありながらの、着地点をいつも見つけてきた、という感じです。
こうして家事の分担が別れるまでには、それぞれが手の空いた時は「”積極的”に家事を行うこと」と言うような、暗黙知の分担ができていたように思います。
けれど、この暗黙知の分担、と言うのが、なかなかの曲者で、それぞれが考えている家事の優先順位や当事者意識によって、実行される頻度や質は随分違います。
例えば、僕の場合は育児に関わる分野については比較的優先順位が高くて、掃除に関することは優先順位が低い。という傾向がありました。
結果、意識をしなければ(あるいは指示されなければ)進んで掃除を受けて立つ事はなく、結果妻が掃除全般をこなしている、という状況だったわけです。
これはわが家の例ですが、こういった家事に対する優先度の違いって、どんなカップルにもあるのではないでしょうか?
そしてこの家事に対する優先度の違いって、価値観の違い以上に共同生活者にとってはストレスだったりするのではないかと思うのです。
・掃除
・ゴミ出し
・洗濯物の整理収納
・洗い終えた食器の片付け
などなど、気になるのはいつも優先順位が高い方で、気がついたら何とかせざるを得ないから、分担も固定化しやすい。
いっぽう、気がつかない方はそもそも意識も高くないので、言われてもピンとこないし、必要性もあまり感じません。
そもそも「家事を手伝う」「家事に参加する」という表現自体、家事の主担当は女性。と、いう考えの反映とも言えます。
自戒も込めて振り返ってみても、家事全般に対する当事者として意識が薄いから、関わり方も消極的になっていたのかもしれません。
家事に関わることって、毎日のこと。
それだけに、違和感を感じながら暮らしていくのは結構ストレスで、夫婦関係が良いときは特に問題にならなくても、すれ違いが目立ち始めたときにいちばんイラッとするのが「家事」への関わり方なのかもしれません。
もし今、パートナーとの間で家事にまつわる違和感があったとしたら。
「なんとなく、折り合いがついていけば」と、様子を見ておくよりも、積極的に話し合ったり、希望を伝え合うことも大切。
話し合うことで理解が進むし、考えることで当事者意識も育まれます。
たとえ優先順位や、捉え方に違いがあったとしても、それを認識していれば対策を打つこともできます。
結婚生活の土台を支える家事のこと。
家事について考えておくことは、これからの生活について考えておくことでもあります。
アンバランスな分担や、不本意なフォーメーションに疲れ果てる前に、それぞれが当事者としての意識を共有できるような取り組みがあるとよいのでは、と思っています。
(こちらはプレマリッジ・プロジェクトへの寄稿文を加筆修正したものです)
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