友達としてなら仲良くできるのに、
付き合うとうまくいかないんです。
こんなご相談をいただくこと、
少なくありません。
男友達はたくさんいるのに、
恋愛となると何だかうまくいかない。
というケースもあります。
でも、そもそも「友達」としてのかかわり方と、
「彼女・彼氏」としてのかかわり方は、根本的に違います。
なので、
友達としてうまくいくのは、「友達」だからであって、
彼氏・彼女としての関係性は別モノ、と考えておくことが大事です。
友達と、彼氏とは違う。
そんなの当たり前、と思いますか？
でも、
頭では分かっていても、
心の方はどうでしょう？
対人関係にはその関係性によって、
適度な心の距離感というのがあります。
初対面なのにやたら近しい人、って何だかちょっと。。
っていう感覚わかりますよね？
私たちはほとんど無意識で、
ちょうどいい距離感というのを探っていますが、
そのちょうどいい、って
自分にとっての好ましい距離感かつ、
お互いの関係性からみて適度な距離でもあるわけです。
で、
この距離感がちょうどいいと、
一緒にいて心地良い相手、と認識されるわけですね。
いっぽう、
関係性と距離感があっていないと、
何だか違和感、時にウザい？なんてことも。
彼氏なのに友達の距離感で接していたり
なかなかパートナーの距離に踏みこめなかったり。
友達としてならうまくいく
でも、
それより先に進まない
そんなときにはまず、
相手との距離感に注意してみることも大切かもしれません。
友達の距離から、
パートナーの距離へ。
心の距離が近づくと、どんな変化が生まれるでしょう？
親密な感じが増す。
身体の距離も近くなる。
何でも話せるようになる。
初めのうちは、ポジティブな側面が目立ちますが、
距離が近くなるからこそのネガティブな面もあったりします。
例えば、
友達には絶対言わないようなことや、
しないようなことでも、
彼氏や彼女には割と平気でしてしまう、
言ってしまうってことありませんか？
心の距離は、近くなれば近くなるほど、
無遠慮になりやすい側面があります。
友達のままならよかった！
と思うようなとき、
実は二人の間の距離感は、
しっかりパートナーの距離に進んでいるのかもしれません。
いっぽう、
つきあってるんだけど、
なんとなく遠慮してしまう、とか、
甘えるのが苦手、っていうときには、
心の距離感的には、
パートナーの距離感にまでは
踏む込めていないのかもしれません。
友達ならうまくいくけれど、
恋愛だとうまくいかない。
そんな時には、
甘えられること
ケンカできること
ちょっぴり言いにくい、、
と感じることでも伝えられること
それらができるように、
心の準備をしておく。
心の距離感を、意識的に変えていく、
ということも大切なのではないでしょうか。
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