本日は在宅療養家視点のブログ。

 

今日から新たに、

100歳のばあちゃんの施術を開始。

 

足が不自由で今はベッドでの生活を余儀なくされてるが、まだまだ歩きたい気持ちを持っている100歳のばあちゃん。

 

足が不自由なこと以外は頭もクリアー、喋りもしっかり、少し耳が遠いくらい。

 

寝たきりであること以外は元気。

 

 

このばあちゃん、なぜか膝が曲がらない。

 

元々膝の曲がりは悪かったらしいが、それでもなんとか歩行器で歩けてたらしい。

 

それが、転倒をきっかけに安静に過ごすうち、膝が曲がらなくなってしまったらしい。

 

膝が曲がったまま伸びない拘縮はよく見かけるが、伸びたまま曲がらない拘縮は少ない。

 

 

早速、施術を開始。

 

見るからに膝関節症の膝してる。

 

骨の変形と骨棘は確実にありそう。

やや熱感があるのが気になる。

 

そして膝の皿の動きが悪い。

 

膝の皮膚を動かしてもアソビがほぼ無い。

筋膜と皮下組織が癒着しているかな?

 

下腿に浮腫みもあるので、先ずはリンパドレナージュ的マッサージ。

 

自他動で屈伸運動すると、膝90度には届かないものの100度くらいまでは曲がる。

 

ただ、100度まで曲げると膝の皮膚がパッツンパッツンになる。

 

これでは関節に問題がなくても曲がらない。

 

とりあえず、皮膚のアソビを作ることから始めないと。

 

 

目指すは屈曲90度。

 

90度まで曲げることができれば、ベッド横にも座れるし、車椅子にも座れる。

 

そうしたら念願のデイサービスも再開することができるかも。

 

動かなくなってから少し日数が経っている。

難しい部分もあるにはある。

でも何とかしてあげたいな。

 

 

100歳だけどまだ人生を諦めてないばあちゃんだから、何とかして望みを叶えてあげたいと思う。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

愛知県江南市

在宅ケア 治療室
~ 江南市と近隣地域の訪問マッサージ ~

 

脳梗塞後遺症/パーキンソン病/退院後のリハビリ/関節拘縮防止/床ずれ防止/寝たきり防止/


在宅ケア のぞみ治療室

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー