要領がいい、悪い。
器用、不器用。
あなたはどっちだと思いますか。
前回、『成功する人と壁を越えられない人の違い』を書いたのですが、
林ゆうこだからできる。というのを、最近よく言われてしまうのです。
褒め言葉、として受け止めていいのでしょうが、
私は自分が特別、では全くないので、言われると逆に違和感さえあるのです。
今日のタイトル、『1聞いて10やる、10聞いて1しかできない』のお話ですが、
私は完全、後者です。
とにかく不器用で、10聞いて1しかできないので、何をやってもうまくいかず、途中で諦めたことなんて、山ほどあります。
もちろん、得手、不得手あるので、苦手なことに手を出さなければうまくいくとも思うのですが、
これがまた、要領が悪く、手先が不器用で運動神経とか、感覚が鈍いタイプなのに、なぜか、本職を、エステティシャン、にしてしまったのです。
最初の研修で、なんて、一番合わない仕事を選んでしまったんだ！！！と、後悔するくらい、とにかく、トリートメントが下手だったんです。
それこそ、毎日泣きながら練習しました。
一生懸命練習しました。
そして、そこそこみれるようになったころには、周りのみんなはどんどんうまくなっていて、
私と、周りの人の差は、努力しても縮まるどころか広がるばかり。
本当に向いていないと、ますます感じるばかりでした。
でも、私は、同期の中でも、とても長くその会社でエステティシャンとして、続けていました。
昇格は、決して早くなかったけれど、新ブランドのメンバーとして選出されるようになったり、技術も、トレーナーとして選出されるくらいにもなりました。
今では、日本でシェアNo.1と言われるエステ商材の会社で、エステの技術講師となり、人気もトップクラスとして、評価いただけるようになりました。
講座の多くが、即日満席。
アンケートでも、講習内容に期待以上、と参加の方か評価くださっています。
なぜ、そうなったのか。
私は正真正銘、10聞いて1しかできない人間です。
主人が証明してくれるでしょう。笑
でも、10聞いて1しかできないところから、10聞いてに、10聞いて3に、10聞いて4に、と、
ペースは遅いかもしれないけど、
やると決めたことに対しては、ちゃんとやれるようになるまできちんと取り組んで、かつ、
よりよくできるように、の工夫は怠りませんでした。
そうしたら、いつの間にか、です。
私より遥か先にいた人が、いつの間にか、諦めていたり、後ろにいたりしたのです。
スタートラインも、器用、不器用も、要領や頭の良し悪しも関係ないのです。
ただただ、真摯にまっすぐに、しっかりと取り組み続けることで、結果はいくらでも変えられるのです。
そして、人一倍、時間も労力もかけた分、学びも多く、
おかげでそれらが糧となり、いまとなっては、いろんなところに役に立っています。
また、自分が人よりできなかったのを一番知っているから、施術の指導に関しては、とっても自信があるのです！
どうか、人と比べて、今の自分がどうか、なんて気にしないで！！！
不器用だからいいこともあるのです。
もちろん、苦手なことに取り組まないという選択肢もあるし、私も、今は、できれば、苦手なことは人に頼もうと思っています。
でもね、できないことは決してコンプレックスでも悪いことでもない！
だから、私はいつもいいます！
やればできるんだよって。
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