古代エジプトの人たちが香りを大切に使っていたことを前回お話しましたニコニコ

 

では、人はいつ、香りの魅力に気づいたのでしょうか?

 

香水が作られるずっと前

精油が作られるずっと前の時代です。

 

火を発見した原始の人々の小さな気づきから

始まったのかもしれません。

 

木や植物を燃やしたとき、

煙の中にふわっと広がる香りに

 

「なんだかいい匂いだな♡」

 

と気づいたのが始まりかもしれません。

 

想像もつかないほど前のことですね。

 

もちろん、この時代にはまだ文字がありません。

そのため記録が残っていませんが、

香りの心地よさに気づいていたのではないかと考えられています。

 

そして時代が進み、

紀元前3000年ごろのメソポタミア文明のころには

香りについての記録が残されるようになります。

 

メソポタミア文明は、

現在のイラク周辺に栄えた

世界でもとても古い文明のひとつです。

 

この文明では文字が使われており、

さまざまな出来事が

 

粘土版(ねんどばん)

に記録されていました。

 

 

その中には、

香料や香りに関する記録も残されています。

 

香りは、

 

原始の時代に人が気づき

メソポタミア文明のころには

 

宗教、医学、文化

 

の中で使われる存在になっていた

 

と考えられています。

 

香りはただの「いい匂い」にはとどまらず、

人の暮らしや心と深く結びつく存在になっていたようです。

 

古代の人々は

今のような科学やエビデンスを

持っていたわけではありません。

 

それでも、

 

香りを嗅いだ時に

気持ちが落ち着いたり、

空間の雰囲気がかわったりすることに

気づいていたようです。

 

私たちは今、

香りが脳の

 

感情や記憶

 

と深く関係していることを知っています。

 

古代の人たちは香りによって

 

・気持ちを整えたり

・こころを落ち着かせたり

・記憶がよみがえったり

 

体験として感じていたのかもしれません。

 

 

そして何千年もの時を経て、

私たちは今

 

精油やアロマという形で

その香りを楽しんでいます。

 

そう思うと、

香りというのはとても長い時間

人に寄り添ってきた存在なのかもしれませんね🍃

 

古代エジプトの人は、
香りをどのように使っていたと思いますか?

 

香水のように体につけていた?

それとも、お部屋で香りを楽しんでいた?

 

古代エジプトでは、

頭の上に香りをのせていた

と言われています。

 

え?

頭の上?

 

 

古代エジプトの壁画を見ると、

人の頭の上に小さな円すいのようなものが描かれていることがあります。

 

これは

 

香油コーン

 

と呼ばれるものだと考えられています。

 

香料や油などを固めたもので、

灼熱の太陽の下では、頭の上にのせておくと少しずつ溶け、

香りがゆっくり広がったのではないかと言われています。

 

今でいうと、

ゆっくり香るディフューザーのようなもの

だったのかもしれません。

 

ただ、古代エジプトでは

香りはこのような使い方だけではありませんでした。

 

神殿では香料を焚き、

医療や美容にも香料が使われていたと言われています。

 

有名な香料のひとつに

 

キフィ(Kyphi)

 

があります。

 

キフィとは樹脂やハーブなどを混ぜて作られた香料で、

神殿などで焚かれていた香りです。

 

古代の人々にとって香りは

とても大切な存在だったようです。

 

 

 

砂漠の夜、

神殿の中でゆっくりと立ちのぼる香り。

 

古代の人々はその香りの中で、

どんな気持ちで空を見上げていたのでしょうか?

 

香りは、今の私たちと同じように、

人の心にそっと寄り添う存在だったのかもしれません。

 

 

実は香りの歴史は、

さらにさかのぼることができます。

 

古代エジプトよりも前、

紀元前3000年ごろのメソポタミア文明でも、

人はすでに香りと関わっていたと言われています。

 

人は、いつ、どのようにして

香りの魅力に気づいたのでしょうか?

 

次の記事で書いてみたいと思います🍃

 

アロマテラピーではよく

 

「精油は薄めて使いましょう」

 

と言われます。

 

でも、ふと思いませんか?

 

どうして薄める必要があるんだろう?

 

香りはやさしく感じますし、

自然のものだから、そのままでも大丈夫そうな気もしますよね。

 

実はここには、体のちょっとした面白い仕組みがあります。

 

精油は、香りを楽しむだけのものと思われがちですが、

香りの成分は

 

・鼻から吸い込まれたり

・皮膚から吸収されたり

 

体の中に入ることがあります。

 

そして血液の流れにのって、体の中をめぐることがあります。

 

ここで大事なポイントがあります。

 

精油は

 

植物の成分がぎゅっと濃縮されたもの

 

例えばコーヒーを想像してみてください。

 

普通のコーヒーと

小さなカップのエスプレッソ。

 

エスプレッソは量は少ないのに、

味も香りもとても濃いですよね。

 

精油も少しそれに少し似ています。

 

植物の香りをぎゅっと凝縮したものが

精油なのです。

 

※このコーヒーの例えは

 「濃さ」をイメージするためのものです。

 

 精油はとても濃縮された植物成分なので、

 基本的に飲んだりするものではありません。

 

 

 

植物そのものより、

香りの成分が集まった、濃縮エッセンスのようなものです。

 

例えば小さな精油瓶1本を作るために、

たくさんの植物が使われています。

 

そのため精油を原液で使うと

 

・皮膚への刺激

・成分が濃すぎる

 

ということが起こることがあります。

 

アロマテラピーでは、

精油を植物油(キャリアオイル)などで薄めて使うことが一般的です。

 

ほんのり香るくらいでも、

香りは十分楽しめます。

 

医療の世界でも、

薬の量や濃度はとても大切に考えられています。

 

アロマテラピーでも同じで、

 

少しの量を心地よく使う

 

という考え方が大切にされています。

 

精油の小さなボトルの中には、

たくさんの植物の力が詰まっています。

 

だからこそ

 

ふわっと香くらいがちょうどいいのかもしれません。

 

香りを楽しみながら、

安心してアロマと付き合っていきたいですね🍃

 

ある香りを嗅いだ時、突然昔の記憶がよみがえった経験はありませんか?

 

例えば

 

・甘い香りを嗅いだ瞬間、中学生の頃の恋を思い出した

・帰宅したとき、キッチンからいい匂いで子どもの頃の家を思い出した

・昔使っていた香水の香りで、懐かしい友達を思い出した

 

そんな経験をしたことがある方も多いと思います。

 

実は、これは偶然ではありません。

 

香りには記憶を呼び起こす特徴があります。

 

この現象は

 

プルースト効果

 

と呼ばれています。

 

香りは鼻から入ると、脳の大脳辺縁系という場所に届きます。

 

この場所は

 

・感情

・記憶

 

に関係する場所です。

 

そのため香りは、過去の出来事や気持ちと結びつきやすいと言われています。

 

だからこそ、

 

「この香り、なんだか懐かしい」

 

と感じる瞬間があるのかもしれません。

 

香りはとても小さなものですが、私たちの記憶や気持ちと深くつながっています。

 

そんな香りの不思議も、少しずつ書いていけたらと思っています。🍃

 

香りを嗅ぐと、気持ちが落ち着いたり、少し元気になったりした経験はありませんか?

 

例えば

 

・ラベンダーの香りでほっとした

・ミントの香りで頭がすっきりした

 

そんな経験をしたことがある方も多いと思います。

 

実は香りは、体の中でも、少し特別なルートで脳に届いています。

 

目や耳から入る情報は、脳の中で整理されてから感情や記憶に届きます。

 

ところが、香りは鼻から入ると嗅神経(きゅうしんけい)という神経を通り、脳の大脳辺縁系という場所に直接届きます。

 

この場所は

 

・感情

・記憶

 

などに関わる場所です。

 

そのため香りは、私たちの気分や気持ちに影響することがあります。

 

アロマテラピーは、この香りの特徴を利用して、暮らしの中で心地よい時間をつくる方法のひとつです。

 

忙しい毎日の中でも、ふと香りを感じて呼吸がゆっくりになるような時間があると、少し気持ちが整のうことがあります。

 

香りの世界には、まだまだ面白いことがたくさんあります。

 

日々の暮らしの中で感じている香りのことを、少しずづ書いていけたらと思っています🍃