もうすぐゴールデンウィークですね。

 

どこかへ出かける予定はありますか?

 

旅に出ると、

その場所の空気や景色と一緒に、

 

「香り」まで

なぜか強く記憶に残ることがあります。

 

たとえば、

 

海外旅行で降り立った瞬間の

空港の匂い。

 

あの空気に触れたとき、

 

まだ何も見ていないのに、

 

「ここは日本じゃない」と

感じたことがあるかもしれません。

 

それは、

目に見える景色よりも先に

 

香りが

その場所を伝えているからです。

 

言葉にするのはむずかしいけれど、

 

・少し湿った空気

・混ざりあった香り

・どこか知らない匂い

・エキゾチックでワクワクする匂い

 

そのすべてが重なって、

 

「その場所の記憶」になっています。

 

そして不思議なことに、

 

何年も経ったあとでも

 

似た香りに触れた瞬間、

 

その時の景色や気持ちまで

 

一緒によみがえることがあります。

 

それはきっと、

 

香りが

 

”そのときの自分”ごと

 

記憶にのこしているから。

 

楽しかった気持ちも

 

少し緊張していた気持ちも

 

そのままの形で、

静かに残っているのかもしれません。

 

だから旅の記憶は、

 

ふとした香りで戻ってくることがあります。

 

ここで、

⭐やさしい科学のお話です。

 

香りは、

 

考える前に感じる感覚として

 

脳の奥にある

 

記憶や感情に関わる場所に届きます。

 

だから

 

「思い出そう」としなくても

 

一瞬で、そのときに戻るような感覚が起こります。

 

でも、今回大切にしたいのは

 

その仕組みよりも

 

「自分の中に、ちゃんと残っている」ということ。

 

忙しい毎日の中で、

 

自分の気持ちに気づく時間は

少なくなりがちです。

 

でも

 

香りは時々

 

ふっと

 

大切にしていた感覚を

思い出させてくれます。

 

🍃今日はひとつだけ

 

最近の「好きな香り」を思い出してみてください。

 

それは

 

どんな場所で感じた香りでしょうか。

 

どんな気持ちの時だったでしょうか。

 

思い出すだけでも、

 

少しだけ

 

そのときの自分に戻れることがあります。

 

大きなことをしなくてもいいのです。

 

今の自分に、少し心地いい感覚を戻すこと

 

それが

 

これからの時間を

 

少しだけやさしく変えていきます。

 

そしてこの香りの力は、

 

医療や介護の現場でも

 

少しずつ活かされはじめています。

 

日常の中の小さな感覚が、

 

未来の自分を支えることもある。

 

そんな視点も、

これから少しずつお伝えしていけたらと思います🍃

 

場所や空気、

その時の気持ちまで、

 

まるでその場に戻ったように

思い出されることがあります。

 

どうして

 

香りは、こんなにも強く

記憶と結つくのでしょう。

 

 

 

 

思い出そうとしていないのに、よみがえる

写真をみるとき

 

私たちは

「思い出そう」として

記憶をたどります。

 

でも、香りは違います。

思い出そうとする前に、記憶がよみがえります。

 

ここに香りの特徴があります。

 

香りは

「考える前の場所」に

届いているとも言えます。

 

 

 

 

香りは、まっすぐ届いている

少しだけ、やさしい科学のお話です。

 

嗅覚以外の感覚

(視覚、聴覚、味覚、触覚)は、

 

⭐視床という情報の中継センターを通り

整理されてから

 

脳の各専門部署へと届けられます。

 

⭐嗅覚、つまり香りの情報は

情報の中継センターを通らず

 

感情や記憶に関わる場所へ

ほぼ直接届きます。

 

- 遠回りをせずに ー

 

だから私たちは

理由を考える前に

 

「懐かしい」

「好き」

「落ち着く」

 

と感じるのです。

 

 

 

 

記憶と感情はいつも一緒にある

記憶は、ただの出来事ではありません。

 

その時の

・気持ち

・空気

・安心感や緊張

 

すべてが一緒に残っています。

 

香りは

その記憶の”鍵”のような存在です。

 

鍵が合ったとき

 

閉じていた記憶が

 

静かに開いていきます。

 

 

 

 

香りは記憶だけではありません

香りは記憶と深く結ついていますが

 

それだけではありません。

 

同じ香りでも

 

・ある日は心地よく感じて

・ある日は強すぎに感じる

 

そんなことはありませんか?

 

それは

今のあなたの体調や気分によって

感じ方が変わっているから

 

香りは過去の自分だけでなく

「今の自分の状態」も映している

 

と捉えることもできそうです。

 

 

 

 

ほんの少し、使ってみる

香りが記憶とつながり

 

そして

今の自分にも影響しているのだとしたら、

 

少し疲れた時や

気持ちが揺らいだ時に

 

好きだった香りを思い出してみる

実際に香ってみる

 

それだけで

 

自分を少しやさしい場所に

 

少し楽しい場所に

 

戻してあげることができるかもしれません。

 

 

 

 

今の自分を整える、小さなきっかけ

特別なことをしなくても、

 

・安心できる香り

・落ち着くと感じる香り

・なんとなく好きだと思える香り

 

それを、ほんの少し感じるだけで

 

今の自分を整えるきっかけになりそうですよねウインク

 

 

香りが

記憶と今の自分

 

両方に関わっていることが見えてきました。

 

この香りの力は

 

医療や介護の現場では

どのように活かされているのでしょうか

 

少しずつ見ていけたらと思います🍃

 

「いい香りだな」

 

そう感じる、その感覚。

 

私たちは

 

自分の意思で好きになっている

と思っています。

 

でも、その感覚は

少しだけ”自然によって動かされているもの”

 

だとしたら、

 

それは自然から

私たちへの贈り物ではないでしょうか?

 

 

 

 

植物は、香りで生きている

植物は、動くことができません。

 

その代わりに

香りという形で

まわりの世界と関わっています。

 

虫を呼び寄せ

仲間に危険を知らせ

環境に適応する

 

香りは

植物にとって「生きるための手段」です。

 

 

 

人はどうでしょう

私たちはその植物の”生きるための手段”を

 

「好き」

「落ち着く」

「なんだか安心する」

 

と感じます。

 

普段、自然から受ける影響を

意識して感じることが

あまりないかもしれません。

 

そこで、少しだけ

想像してみてください。

 

もしも、

緑豊かな山、森、どっしりと構える木々、川の流れる音

そして咲いている花から漂う香り

 

これらが無くなってしまった世界を

 

あなたはどのように

感じるでしょうか?

 

(実際に今、自然は、少しずつ形を変えています。

森が減り、空気や水のバランスが変わり、目には見えないところで、

植物や生き物のつながりも静かに揺らいでいます。

 

そんな中で感じる香りは、

私たちが思っている以上に、貴重なものなのかもしれません)

 

 

あなたは香りも含め、自然に癒されますか?

五感を使って感じるとき、どのように感じますか?

 

視点を変えてみると

 

私たち人間は香りを感じているだけでなく

香りに少し影響を受けているのかもしれません。

 

 

 

 

香りは、目に見えないメッセージ

香りは目に見えませんが、

 

しっかりと空気の中に

分子として”存在”しています。

 

実はこの世界は、

目に見えないもので満ちています。

 

電波や音、赤外線のように、他にもたくさん。

 

私たちが普段意識していないだけで、

見えない空間にはさまざまなものが存在しています。

 

香りも見えないもののひとつです。

 

香り分子が体に入り

感情や記憶に関わる場所に届くことで

 

「いい香り」

「落ち着く」

 

と感じます。

 

香りは植物から、

私たちへの

静かなサイン

 

ともとらえられます。

 

 

 

 

ほんの少しだけ、使ってみる

もし香りが

私たちの心に触れているのだとしたら、

 

ただ「いい匂い」で終わらせるのではなく

 

・少しだけ深呼吸してみる

・ほんの数秒、意識して感じてみる

 

それだけでも

 

今の自分が、

ほんの少し整うことが

 

あるのかもしれません。

 

 

 

 

日常の中の、小さな変化

特別なことをしなくても

 

・道で感じた花の香り

・お店に入った時の香り

・ふとした瞬間の空気

 

そのひとつひとつが

 

自分を少し整えるきっかけになるとしたら

 

あなたの

日常に余白が生まれてきます。

 

香りが心に届くこと

少しずつ見えてきましたでしょうか🍃

 

人は植物の香りに惹かれているというより

香りに、心が自然に反応しているのかもしれません。

 

私たちは、目に見えるものに

意識を向けて生きていますが、

 

実は、見えないものの影響も静かに受けながら過ごしています。

 

そしてその多くは、気づかないうちに

心に触れているのかもしれません🍃

 

 

 

 

 

 

なんとなく気分が落ちている日。

 

ふと香りをかいだ瞬間に

少しだけ、気持ちが軽くなることがありませんか?

 

私は、つい最近

 

・子どものこと

・家のこと

(上記ふたつ、、、本当に多いのです笑い泣き

・自分のこと

 

したいこと、しなければならないことがたくさんあり、

 

「なんか、やる気、起きないなあ、、、」

「でも、しなければ!、、、」

 

と思いながら、顔を洗いに洗面所に行きました。

 

たまたま景品でいただいた

蓋を軽くした状態のラベンダー容器を

うっかり倒したその瞬間

 

ラベンダー精油が流れ出てしまい、

 

”あっ”と思ったそのとき、

私の”動ける”スイッチが突然はいりましたウインク

 

 

同時に、

ああ、「疲れてたんだな」っと気づき、

少し自分の為の時間をとることにしましたお願い

 

 

 

前の記事では

 

私たちは

「自分の意思で好きになっている」と思っているけれど

 

もしかすると

無意識の中で影響を受けているのかもしれない

 

というお話をしました。

 

もし、香りが

 

無意識に

私たちの気持ちに

届いているのだとしたら

 

どうですか?

 

 

 

 

香りは「今の自分」を映している

香りをかいだ時

 

「今日は好き」

「いつもより強く感じる」

「少し苦手に感じる」

 

というふうに

感じ方が変わることはありませんか。

 

もしこれが

 

今の自分のこころや体の状態を

教えてくれているサインだとしたら

 

疲れているときは

  ~優しい香りが心地よく感じたり~

 

気持ちが張りつめているときは

  ~すっきりした香りに惹かれたり~

 

その時の自分に合う香り

 

無意識のうちに

変わっているのかもしれません

 

 

 

 

香りで「ありたい自分」に近づく

こんなふうにも考えられます。

 

もし香りが

こころに先に届いているのだとしたら

 

逆に

 

香りを使って

こころの状態を整えることも

できるのではないでしょうか。

 

たとえば

 

少し疲れているとき

やわらかい香りを選ぶと

 

呼吸がゆっくりになり

体に必要以上にかかっていた力が

 

抜けていくように感じることがあります。

 

逆に

 

気持ちを切り替えたいときに

すっきりした香りをかぐと

 

頭の中がクリアになるように感じることもあります。

 

もちろん

 

すべてをコントロールできるわけではありません。

 

でも

 

ほんの少し

「きっかけ」をつくることはできるのかもしれません。

 

 

 

 

医療の現場でも、少しずつ

香りとこころの関係は

 

実は医療や介護の現場でも

すこしずつ注目されています。

 

懐かしい香りが

ふとした記憶を呼び起こしたり

 

優しい香りが

緊張をやわらげるきっかけになったり

 

はっきりと説明しきれない部分もありますが

 

香りは

 

私たちのこころやからだに

静かに寄り添っている存在なのかもしれません。

 

 

 

 

香りは「自分を整えるツール」になる

香りは

 

ただ「いい匂い」で終わらせるものではなく

 

今の自分にきづかせてくれるものでもあり

 

そして

 

ありたい自分へ

そっと背中を押してくれるものでもあります。

 

もしそうだとしたら

 

香りを選ぶ時間は

 

自分を整える時間に

変わっていきます。

 

その日の気分で

香りを選んでみること

 

それだけでも

~少しだけ一日が変わるかもしれません~

 

次は

人はなぜ植物の香りに惹かれるのか

 

もう少しだけ視点を広げて考えてみます🍃

 

 

~同じ香りでも感じ方が違う、本当の理由~

 

前回の記事で

 

私たちは

 

「自分の意思で好きになっている」と思っているけれど

 

もしかすると

自然の中で影響を受けているのかもしれない

 

というお話をしました。

 

では、

 

香りはどのようにして

私たちの心を動かしているのでしょうか。

 

 

 

香りは「考える前」に届いている

花の香りをかいだとき

 

「いい香り」

「なんだか落ち着く」

 

そう感じることがあります。

 

でもよく考えてみると

 

理由を考える前に、すでに感じている

ことに気づきませんか?

 

これは

香りが脳の”感情”に関わる場所へ先に届くからです。

 

つまり私たちは

 

考えて好きになるのではなく

感じてから、好きだと気づいているのです。

 

 

 

 

同じ香りでも、好き嫌いが分かれる

不思議なことに

 

同じ香りでも

 

「好き」と感じる人もいれば

「苦手」と感じる人もいます。

 

これはなぜでしょうか。

 

その理由のひとつが

 

記憶との結びつきです。

 

香りは

 

過去の経験や感情と強く結びついています。

 

・楽しかった思い出と結びついた香り

・少し苦い記憶と結びついた香り

 

それによって

 

同じ香りでも

 

感じ方が変わってくるのです。

 

 

 

日によって香りの感じ方が変わる

昨日は好きだった香りが

今日はあまり心地よく感じない

 

そんなこともあります。

 

これは

 

そのときの心や体の状態が影響しているからです。

 

・疲れているとき

・リラックスしているとき

・気持ちが張りつめているとき

 

特に女性では

・生理中

・妊娠中

・更年期

 

わたしたちの状態によって

静かに変わっていきます。

 

 

 

「好き」はあとからついてくる

ここで、前回のお話とつながります。

 

香りは

 

脳に届き

まず、感情を動かします。

 

そのあとで

 

私たちは

「好き」と認識します。

 

つまり

 

”好き”は、あとからついてきている感覚なのかもしれません。

 

私たちは

 

完全に自分の意思だけで

選んでいるわけではない

 

そんな見方もできそうです。

 

 

 

 

それでも、人にできること

でも私たちは

 

ただ影響を受けているだけなのでしょうか。

 

そうではありません。

 

人には

 

気づくことができるという力があります。

 

・なぜこの香りが好きなのか

・今、自分はどんな状態なのか

 

それに気づくことで

 

香りとのかかわり方は

少しずつ変わっていきます。

 

 

 

 

香りは、自分を知るヒントになる

香りは

 

ただ「いい匂い」で終わるものではなく

 

今の自分の状態を映すものでもあります。

 

・落ち着きたいのか

・元気になりたいのか

・安心したいのか

・体調はどうなのか

 

香りを通して

自分の内側に気づくことができるのです。

 

 

 

 

最後に

私たちは

 

自分で選んでいるようでいて

たくさんの影響を受けながら生きています。

 

その中で

 

香りはとても静かに

そして深く

私たちのこころに関わっています。

 

だかりこそ

 

香りを知ることは

自分を知ることに繋がっていくのかもしれません🍃