
「香りは体にも届く?」の記事で、
香りは
鼻だけで感じるものではなく、
呼吸や皮膚など
さまざまなルートを通して
体と関わっている可能性がある
というお話をしました。
香りは目に見えませんが、
とても小さな
分子
として
体の中に届いています。
同じ香りである
香水の香りも、
精油の香りと
同じように脳に届くのでしょうか?
基本的には
どちらも脳に届きます。
嗅覚のセンサー(受容体)は、
分子の形に反応します。
そのため、
天然でも
合成でも
同じ分子なら
同じセンサー(受容体)に反応することになります。
つまり、
香りを楽しむだけなら
香水でも
精油でも
どちらでも良い♡
とも言えます。
そのとき自分が「好き」と感じる香りが、
きっとそのとき1番ここちよい香りです。
では、
香水と精油の違いは
いったいどこにあるのでしょうか?
大きな違いの1つは
香りの作られ方
です。
精油は、植物から抽出された
天然の香りです。
その中には
数十種類、ときには数百種類もの
香り成分が含まれています🍃
植物は
・虫と引き寄せる
・害虫から身を守る
・最近から身を守る
など、
生きるために
香りの成分を作っています。
と言えるかもしれません。
一方、
香料を組みあわせて
・心地よい香り
・美しい香りの変化
・長く続く香り
を作ります。
香水は、香りの芸術
とも言われています。
香りの違いを、
少しイメージで考えてみます
例えば、
香りをウォーキングに例えます。
香水の香りも、
精油の香りも、
どちらも
ウォーキングそのものです。
あるくこと自体は、
どちらも体にいいものです。
ただ、歩く場所が
少し違うのかもしれません。
香水の香りは、都会の街を歩くウォーキング

街はにぎやかで、
スタイリッシュ
整った固いアスファルトの道が
まっすぐ続いています。
精油の香りは、自然の中を歩くウォーキング

風の音や
鳥の声
水の流れる音が聞こえ、
足元には
土や草がひろがっています。
どちらがいいというわけではありません。
そのときの気分や体の状態、
ここちよさによって、
選びたくなる場所が
変わるのではないでしょうか?
香水の香りが
心地よいときもあれば、
精油の香りが
心地よいときもあります。
もしかすると
そのときに
「心地いいな」と感じる香りこそが、
体やこころが
今、求めているもの
なのかもしれません🍃
人によっては
妊娠中(どれほど時代が進み、科学が発達しても、妊娠という経験は人の体を原点にもどします。)
それまで大好きだった香水の香りが
急に苦手になってしまうことがあります。
一方で、
スイートオレンジなどの植物の香りを
心地よく感じることもあるそうです。
体調やホルモンの変化によって
嗅覚の感じ方は変わるため、
同じ香りでも
印象が変わることがあるのかもしれません。
香りで気分転換をしたり、
リフレッシュをしたいときは、
香水でも
精油でも、
どちらでも良いと
私は思っています。
(ちなみに私は香水の香りもボトルも大好きです)
そのときに
「心地よい」と感じる香りこそが、
そのときのこころや体の状態を
映しているのかもしれません。
私たちの体は、
疲れているときや
ほっとしたいとき、
はたまた
たくさんの人生経験をし、
体自体が年月を重ねたとき、
今必要なものを、
静かに教えてくれることがあります。
もしかすると、
そのときに
自然と手に取りたくなる香りこそが、
体やこころが
求めている香りなのかもしれません🍃
そして、
植物の香りには
もう1つの役割があります。
それは自然の中でのコミュニケーション
です。
花の香りを頼りに
植物を見つけている生き物がいます。
昆虫です。
これについてはまた今度記事にしてみようと思います。
虫はどうやって花の香りを見つけるのか?
という面白い研究から、植物の香りをみていこうと思います🍃