ももちゃんとあかねちゃんのシリーズ。
小学生のころ読んで
大好きになりました。

そして
「松谷みよ子さん」という人の本は
どうもおもしろいらしい
と、幼いながらに
自分の好みに気づき
以来
松谷みよ子さんの本を
買ってもらいました照れ

そんな思い出のある本

自分の成長と共に
シリーズの刊行がゆっくりだと
最後まで読み届けることがなかったり。

図書館に行った際
大好きだった
「ももちゃんとあかねちゃん」
最終巻を手に取る機会に恵まれました。



今思えば
モモちゃんとアカネちゃんは
昭和な当時にしてみれば
とても画期的な本で…

まず、黒ネコプーがおしゃべりするし
森のクマさんはお粥を作ってくれるし
ママは職業夫人になって
パパと「おわかれ」するんです。
モモちゃんとアカネちゃんは
姉妹で成長していきます。


本を読みながら
幼い私もまた
モモちゃんとアカネちゃんの姿に
自分を重ねていたように思います。

そして、
幼い頃に読んだ本の影響よ!
それはなんと偉大なことか!

お留守番していたモモちゃんが
お母さんが握ったおにぎりを食べる場面では
『缶から海苔を出して』
のシーンに
おにぎりといえば、
「海苔が巻いた状態」
が多かった私に
大きなカルチャーショックを
与えたのでした。

後から海苔を巻いて
パリパリの海苔おにぎりを食べる?!
ってびっくり


以来、パリパリ海苔派な私は
後から海苔を巻くことに。

本を読んでいなければ
こんな習慣にはならなかったかもウインク


話は逸れたけど
そんなこんな読んだ
最新刊で最終巻。

物語の終わり
というだけでなく
私自身の
子ども時代の終わり、
を感じて
とても感慨深いものでした。