亡くなった父が、まだ元気だったころのこと-。
五稜郭(函館の中心)に支払いに行ってきてほしいとのこと。
私;『場所はどの辺??』
父・辰夫;『今、見やすい地図書くから待ってろ。』
私;『あ、そう。 何ビルとかビル名わかんないの??』
父;『今、わかりやすい地図書くから。』
待つこと数十分-。
手渡された地図には大きな交差点が、マジックで丁寧に定規まで使って書かれていました!
そのわりには…
よくわからん場所の名前が…(--;)
矢印の横には…“湯の川丸井”の文字が。
(ん?? 湯の川(函館の地名)に丸井なんてあったっけ??)
そしてその下の方には“ベルタ”の文字。
???????????????
私;『どこの地図書いたんだよ、あんた!!』
父;『なんだよ! わがんねえのが!? こっち行けば湯の川だべ。 ここの交差点は丸井。 ベルタはおめえの会社だべさ!!』
私;『あん!? うちの会社ベルクラシック だから!!』
父;『だからベルタだべや!!(怒)』
私;『違うよ!それを言うならベルコだろ!!!(汗) 頼むよ~、まったく(>_<)』
マジックと定規で丁寧に書いたはずの地図に私がわかるものは、何一つなかった(-。-;)
それが父が書いた見やすい地図でした-。
カタカナに弱い、父・辰夫でした-。