ありのままの最期 末期がんの看取り医師 | 転移性乳がん( *˙˙*)宿ぬし日記

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転移性乳がんの宿ぬしです。
ステージⅣの末期がんです。
QOL重視の療養生活中。
肝転移,骨転移その他チョロチョロ。
泣いて過ごしても笑って過ごしても
同じ1日なら笑って過ごすがモットー☆
新日本プロレスが大好物のプ女子。

「ありのままの最期

 末期がんの看取り医師 死までの450日」

って、番組を見逃しちゃったから

見たかったなぁと思っていたんですが

偶然にもきのう再放送で見られました。


医師であり僧侶でもある田中雅博先生。

看取りのプロが自ら膵臓癌に侵されて

亡くなるまでの日々を追い続ける

ドキュメンタリー番組。


同じく医師であり僧侶の奥様、貞雅先生。

雅博先生が変わりゆく姿を包み込むように

寄り添い医師として妻として支えていく。


気丈に振るまっていた貞雅先生が

出棺の際に体を震わせながら

泣き崩れる姿はかなりキツかったです


一年前に私自身が容赦なく襲いかかる

悪液質に苦しみましたから

雅博先生の変わりゆく姿をみても

あまり衝撃はありませんでした。


夢なのか現実なのか

生きてるのかも分からない。


食べることも起き上がることも

できなくて、あるのは痛みと苦しみ。


ひと言を発するのが精一杯だった。


私も雅博先生のように延命治療は

のぞまないと家族に伝えてあります。


死ぬことは怖くないんです。


でも愛する人たちと

一緒に過ごせなくなるのは

とても寂しく思うんです。


だからこそ

より良く生きぬこうと思うんです。


貞雅先生は「死は綺麗事ではない。

思い通りにはいかない。」と

仰っていましたが、雅博先生のお顔は

とても安らかで眠っているようでした。合掌