おはようございます。
昨日のニュースで取り上げられておりました「チバニアン」。地球の地場逆転がおこった証拠の地層を見る事ができ、その辺りのことから地球史に千葉時代が加わるらしいということでした。
ちょっと驚いたのですが、ちょうど今日書こうと思っていた城崎温泉旅行記も、まさにこの「磁場逆転」に関する話題なんです!ブラタモリでも「地層」が結構キーワードになったりと地質学が熱いですね。
では2017年8月城崎温泉旅行記続けます。
城崎温泉2日目、朝ごはんを食べた後に旅館内の温泉にもう一度入りました!朝から3回目の温泉です。そんなことをしていたので城崎温泉の旅館を時間ギリギリ(10時)にチェックアウト。そして向かったのが山陰海岸ジオパークです。
この山陰海岸ジオパークの中の素晴らしい地層が観れる場所が目的地で天然記念物の「玄武洞」です。城崎温泉からは車で15分位と近いので、温泉へ行かれた方は是非立ち寄ってみて下さい。
まずは玄武洞に関しての説明をしていきましょう。
160万年前に起こった火山活動によって、山頂から流れ出したマグマが冷えて固まる時に規則正しいきれいな割れ目が作り出されたと言われております。
6000年前には波に洗われて姿を現し、人が石を取ったために洞となったといわれており、この洞窟は自然にできたものではない。また、江戸時代には当時の学者によってここが「玄武洞」と命名されました。
柵があるので目の前や洞窟内へは入れませんが、柵のところからでもこの不思議な形をした玄武岩をみる事ができます。これはある種の芸術作品のようでもありますね。長い時間見ていても飽きませんよ。
ちなみに「玄武岩」の名称は明治17年(1884年)に東京大学の地質学者が、玄武洞の名に因んで命名したそうです。
さて「チバニアン」にも関係する磁場逆転に関してですが、ここ「玄武洞」に関しては1929年、地球物理学者で京都大学の松山基範がここの玄武岩の持つ磁気が、現在の地磁気と反対の向きを指していることを発見しました。
彼はこの地の玄武岩が出来たときの地磁気の向きが現在と反対の向きであったと判断し、かつて地球の磁場が反転したとする説を発表し、現在では260万年前から78万年前までは現在と反対向きであったことが認められています。
この磁場逆転があった時期を彼の名にちなんで松山期(松山逆磁極期)と呼んでいるそうです。知らなかった〜。玄武洞勉強になります!
そうそう玄武洞へ行く際は方位磁針を持っていくといいですよ!スマホではなく本物の磁石のものです。ここで方角を調べると北をささないようです。おとう☆は行ってから知ったので、次回は必ず持っていきます!!
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