秘境の地 秋山郷の褐色の湯 | TakuとQuiet life

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秋山郷は、新潟県と長野県の県境に位置し、苗場山(標高2145m)と鳥甲山(標高2037m)に挟まれ、その間を流れる中津川沿いに点在する12の集落の総称です。

平家落人伝説や秘境の地として根強い人気があります。

 

 

小赤沢集落は秋山郷の入口にあたり、日帰り温泉施設『楽養館』がある。 昭和58年に掘り当てた温泉で、湧き出したときは無色透明の湯が、鉄分を多く含むため酸化して湯船では赤褐色の湯となる。

小赤沢は苗場山の登山口になっているため、五月の連休や夏の山シーズンは登山客でかなり混雑するようだ。 湯殿はロビー左に。

 

 

浴槽にはまさに赤褐色、濃いオレンジ色の湯が溢れている。成分は普通の鉄鉱泉の数倍もある。

効能は充分と感じさせる湯の色。床に敷かれた石や湯船の縁も赤錆びた色に変色している。

 

 

湯は絶えず湧き流れるのではなく、間歇泉で数分ごとに噴出する。浴槽に引き入れられたパイプが湯が流れる度大きくうねる。湯は温めで長風呂好きな方に好評。

 

 

湯上り後は、休憩室で鳥甲山を眺めながら山菜料理に舌鼓。

冬季は休館。

もうこの辺りは雪に埋もれているだろう。