清潔な家で育った赤ん坊ほど白血病のリスクが高まると判明! キレイにしすぎはNGだった(最新研究)
皆さん こんちゃ~
以前から、石けんは身体をバリアしている大切な油分を流してしまうので使わない方が良い というお話を共有させて頂いたりしています。
この度、育つ環境についての興味深い研究結果が発表されました。
なんと 清潔な環境で育った赤ん坊ほど白血病のリスクが高くなる・・・ とのこと
きれい好き の方にとっては、心穏やかではない話ですね。
それは 果たしてどのような内容でしょうか。
以下 良かったら 一緒に見て みましょう。 では どうぞ~
●清潔な家で育った赤ん坊ほど白血病のリスクが高まると判明! キレイにしすぎはNGだった(最新研究)
(Leukaemia may be triggered by keeping babies too clean as expert claims cases could be prevented by exposing children to germs:5月22日英語版配信)
[source:Daily Mail TOCANA]
『 大切な子供をできるだけ清潔な環境で育てたいというのは親として当然の思いだが、それが裏目に出ることもあるようだ。清潔で病原体の少ない環境で育った子供は、白血病になるリスクが高くなるというのだ。
画像は「Thinkstock」より引用
■清潔な環境が白血病の引き金に!?
今月21日付の英「Daily Mail」によると、清潔な環境で育つことでリスクが増すのは急性リンパ性白血病(ALL)という病気だ。ALLは白血球の一種であるリンパ球が成熟する前にガン化して無制限に増殖してしまう病気で、主に6歳以下の小児に多い病気とされている。日本でも年間数百人の子どもが白血病と診断されている。
なぜALLが発症するのか、その原因はこれまで謎とされてきた。一部には染色体異常や遺伝子の変異が原因というケースも見られるが、原因となりうる遺伝子変異を持って生まれた子のうちALLを発症するのは1%という研究もある。
ALLの原因は何なのか、発症を防ぐことはできるのか? この難題に長年取組んでいる英国ロンドン大学ガン研究所(ICR)のメルヴィン・グリーブス教授は、つい最近、一つの答えに行き着いた。それは生まれた後、どれだけの病原菌にさらされ、感染したかであった。
メルヴィン・グリーブス教授。画像は「ICR」より引用
グリーブス氏はALLの発症には、持って生まれた遺伝子変異と生まれた後の病原菌への感染の二つの要素が絡んでいると考えている。ALLは白血病になりうる遺伝子変異を抱えて生まれた子どもが、一つ以上の一般的な感染症にかかった後に引き起こされるという。だがグリーブス氏によれば、それは主に生後1年を他の子どもや兄弟もいない、“きれいな”環境で過ごした子どもに起きているというのだ。
画像は「Daily Mail」より引用
この説は動物実験でも裏付けられている。ALLの原因となる遺伝子変異を持つマウスを無菌環境で育てた後、一般的な病原体にさらしたところ、ALLを発症したのだという。また、過去には保育園に通う幼児のALL発症リスクが、そうでない子どもより30%低いことも示唆されている。保育園など集団の中にいる子どもは他の子どもから病原菌をもらいやすく、免疫系が適切に刺激されているため、ALLになりにくいと考えられるのだ。
リンパ球は体内の免疫系を支える細胞であり、体内に入り込んだ病原菌やウイルスといった異物を排除する役割を担っている。以前より、幼少期の清潔さと自己免疫疾患やアレルギー発症の関連が示唆されている。「最も重要なのは、小児白血病の多くが予防可能である可能性が高いことです」と、グリーブス氏は生まれた直後から免疫系を適切に刺激することで、ALLの発症を防げると語る。グリーブス氏の研究は今月21日付で「Nature Review」に発表された。
画像は「Daily Mail」より引用
子どもを不潔な環境には置きたくない。だが、清潔すぎる環境がアレルギーや白血病の原因にもなってしまうというなら、少し考えを改める必要がありそうだ。しかし、わざと家を汚す必要はない。要は子どもが多様な病原菌に触れる機会を増やせばいいのだがら、早いうちから保育所や幼稚園のような子どもの多い場所に通わせればいいのだ。赤ちゃんのうちから保育所などに預けるのはかわいそうという声もあるが、子ども自身の後々の健康への影響を考えれば、子どもの多い場所で早いうちから過ごさせることは良いことと言えるだろう。(編集部) 』
●Professor Mel Greaves reveals likely cause of childhood leukaemia
動画は「YouTube」より引用
いかがでしょうか。
なるほど・・・と感じさせられますね。
これは、例えば 『可愛い子には旅をさせよ』 ということわざが意味するところに似ています。
世間のことを何も知らずに大切に育てられた子は、適応力も育っていないし、自立心も充分ではないので、社会に出ると、判断を誤ったり、失敗するとすぐに挫折してしまう可能性が高い ですね。
このことは 私たちの身体にもそのまま当てはまりそうだ・・・という感じでしょうか。
いわゆる、予防接種と同じで、免疫力を高めるためには、様々な菌にウィルスにさらされて身体に抗体を作っておく必要がある・・・という話の延長ですね。
それを全くしておかなかったら、抗体も何も出来ていないので、病気にかかったときは、いきなり大病を患ってしまう・・ということでしょうか。
私たちは、小さい頃は、日中はよく外で走り回って、自然界を満喫しました。
その時に、走り回ったらスリ傷をつくり、泥んこ遊びを毎日のように行い、雨が降ったら水たまりで遊び、泥だらけになって 家に帰ったものです。
これは とても 大切なことだ・・ということですね。
考えてみると、動物たちは、自然界の中で生まれ、様々な細菌やウィスルが存在する環境の中で元気に育ちます。
身体を洗いたくなったり水浴びしたくなったら、川に行きますからね。
面白いのは 服を着ているわけでもなく、100% 裸で育っています。
服を着ているのは、人間だけだ・・・ということ。 面白いですね。
それは悪いことではないし、きれい好き であることも悪いことではないのでしょうが、神経質になりすぎてはダメ・・・・ということになるのでしょう。
汚れたら洗えばいいのだし、外敵からの防御システムは、本来人間の身体に備わっている のですから、それを信じること・・・ですね。
上記 の記事が意味するところは、私たちの免疫力を鍛えるのは、神経質にならずに子供の頃から、自然界の中でたくましく遊ばせる・・・ということなのかもしれませんね。
ごく普通の結論ですが、これは教育論だけではなく、生命科学的にも大切なことなのでしょう。
皆様は どのようにお感じになりますでしょうか。
皆様、今日もご覧頂きありがとうございました。
今日も、自然界の中で精一杯身体を動かし清潔であることに必要以上に神経質にならずに免疫力が高まる一日となりますように。愛を込めて
以前から、石けんは身体をバリアしている大切な油分を流してしまうので使わない方が良い というお話を共有させて頂いたりしています。
この度、育つ環境についての興味深い研究結果が発表されました。
なんと 清潔な環境で育った赤ん坊ほど白血病のリスクが高くなる・・・ とのこと
きれい好き の方にとっては、心穏やかではない話ですね。
それは 果たしてどのような内容でしょうか。
以下 良かったら 一緒に見て みましょう。 では どうぞ~
●清潔な家で育った赤ん坊ほど白血病のリスクが高まると判明! キレイにしすぎはNGだった(最新研究)
(Leukaemia may be triggered by keeping babies too clean as expert claims cases could be prevented by exposing children to germs:5月22日英語版配信)
[source:Daily Mail TOCANA]
『 大切な子供をできるだけ清潔な環境で育てたいというのは親として当然の思いだが、それが裏目に出ることもあるようだ。清潔で病原体の少ない環境で育った子供は、白血病になるリスクが高くなるというのだ。
画像は「Thinkstock」より引用
■清潔な環境が白血病の引き金に!?
今月21日付の英「Daily Mail」によると、清潔な環境で育つことでリスクが増すのは急性リンパ性白血病(ALL)という病気だ。ALLは白血球の一種であるリンパ球が成熟する前にガン化して無制限に増殖してしまう病気で、主に6歳以下の小児に多い病気とされている。日本でも年間数百人の子どもが白血病と診断されている。
なぜALLが発症するのか、その原因はこれまで謎とされてきた。一部には染色体異常や遺伝子の変異が原因というケースも見られるが、原因となりうる遺伝子変異を持って生まれた子のうちALLを発症するのは1%という研究もある。
ALLの原因は何なのか、発症を防ぐことはできるのか? この難題に長年取組んでいる英国ロンドン大学ガン研究所(ICR)のメルヴィン・グリーブス教授は、つい最近、一つの答えに行き着いた。それは生まれた後、どれだけの病原菌にさらされ、感染したかであった。
メルヴィン・グリーブス教授。画像は「ICR」より引用
グリーブス氏はALLの発症には、持って生まれた遺伝子変異と生まれた後の病原菌への感染の二つの要素が絡んでいると考えている。ALLは白血病になりうる遺伝子変異を抱えて生まれた子どもが、一つ以上の一般的な感染症にかかった後に引き起こされるという。だがグリーブス氏によれば、それは主に生後1年を他の子どもや兄弟もいない、“きれいな”環境で過ごした子どもに起きているというのだ。
画像は「Daily Mail」より引用
この説は動物実験でも裏付けられている。ALLの原因となる遺伝子変異を持つマウスを無菌環境で育てた後、一般的な病原体にさらしたところ、ALLを発症したのだという。また、過去には保育園に通う幼児のALL発症リスクが、そうでない子どもより30%低いことも示唆されている。保育園など集団の中にいる子どもは他の子どもから病原菌をもらいやすく、免疫系が適切に刺激されているため、ALLになりにくいと考えられるのだ。
リンパ球は体内の免疫系を支える細胞であり、体内に入り込んだ病原菌やウイルスといった異物を排除する役割を担っている。以前より、幼少期の清潔さと自己免疫疾患やアレルギー発症の関連が示唆されている。「最も重要なのは、小児白血病の多くが予防可能である可能性が高いことです」と、グリーブス氏は生まれた直後から免疫系を適切に刺激することで、ALLの発症を防げると語る。グリーブス氏の研究は今月21日付で「Nature Review」に発表された。
画像は「Daily Mail」より引用
子どもを不潔な環境には置きたくない。だが、清潔すぎる環境がアレルギーや白血病の原因にもなってしまうというなら、少し考えを改める必要がありそうだ。しかし、わざと家を汚す必要はない。要は子どもが多様な病原菌に触れる機会を増やせばいいのだがら、早いうちから保育所や幼稚園のような子どもの多い場所に通わせればいいのだ。赤ちゃんのうちから保育所などに預けるのはかわいそうという声もあるが、子ども自身の後々の健康への影響を考えれば、子どもの多い場所で早いうちから過ごさせることは良いことと言えるだろう。(編集部) 』
●Professor Mel Greaves reveals likely cause of childhood leukaemia
動画は「YouTube」より引用
いかがでしょうか。
なるほど・・・と感じさせられますね。
これは、例えば 『可愛い子には旅をさせよ』 ということわざが意味するところに似ています。
世間のことを何も知らずに大切に育てられた子は、適応力も育っていないし、自立心も充分ではないので、社会に出ると、判断を誤ったり、失敗するとすぐに挫折してしまう可能性が高い ですね。
このことは 私たちの身体にもそのまま当てはまりそうだ・・・という感じでしょうか。
いわゆる、予防接種と同じで、免疫力を高めるためには、様々な菌にウィルスにさらされて身体に抗体を作っておく必要がある・・・という話の延長ですね。
それを全くしておかなかったら、抗体も何も出来ていないので、病気にかかったときは、いきなり大病を患ってしまう・・ということでしょうか。
私たちは、小さい頃は、日中はよく外で走り回って、自然界を満喫しました。
その時に、走り回ったらスリ傷をつくり、泥んこ遊びを毎日のように行い、雨が降ったら水たまりで遊び、泥だらけになって 家に帰ったものです。
これは とても 大切なことだ・・ということですね。
考えてみると、動物たちは、自然界の中で生まれ、様々な細菌やウィスルが存在する環境の中で元気に育ちます。
身体を洗いたくなったり水浴びしたくなったら、川に行きますからね。
面白いのは 服を着ているわけでもなく、100% 裸で育っています。
服を着ているのは、人間だけだ・・・ということ。 面白いですね。
それは悪いことではないし、きれい好き であることも悪いことではないのでしょうが、神経質になりすぎてはダメ・・・・ということになるのでしょう。
汚れたら洗えばいいのだし、外敵からの防御システムは、本来人間の身体に備わっている のですから、それを信じること・・・ですね。
上記 の記事が意味するところは、私たちの免疫力を鍛えるのは、神経質にならずに子供の頃から、自然界の中でたくましく遊ばせる・・・ということなのかもしれませんね。
ごく普通の結論ですが、これは教育論だけではなく、生命科学的にも大切なことなのでしょう。
皆様は どのようにお感じになりますでしょうか。
皆様、今日もご覧頂きありがとうございました。
今日も、自然界の中で精一杯身体を動かし清潔であることに必要以上に神経質にならずに免疫力が高まる一日となりますように。愛を込めて