「記憶を別の個体に移植すること」が可能であるとアメフラシを使った実験で示される~完全再生への道~ | モトPのありのままの幸せ~♪

「記憶を別の個体に移植すること」が可能であるとアメフラシを使った実験で示される~完全再生への道~

皆さん ラブラブ こんちゃ~ 音譜

ついに 『記憶』 を移植することに成功 したようです。クラッカー

以前から指摘させて頂いていたように、このことは、 記憶は抽象的なものではなく、物質的なもので、記憶物質が脳内で生まれ固定された結果である ことが示されたことになります。

素晴らしい発見です。ビックリマーク

そのことは後述しますが、その具体的な内容とはどのようなものでしょうか。

以下 ダウン そのことに述べた記事を、良かったら一緒に見て 目 みましょう。では どうぞ~ パー

●「記憶を別の個体に移植すること」が可能であるとアメフラシを使った実験で示される
(Scientists Transferred Memories From One Snail to Another. Someday, Humans Could, Too.:5月14日英語版配信)
[source:Futerism eNeuro GigaZiNE



  マンガや映画、小説などフィクションに出て来そうな「記憶を別の個体に移植する」という実験に、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で生物学の教授を務めるデイヴィッド・グランツマン氏らが成功しました。グランツマン氏らはアメフラシを使った実験で、個体から別の個体へ、記憶を移すことに成功したとのことです。

グランツマン氏らの研究チームは、細胞のDNAに基づいて形成されるリボ核酸(RNA)を別の個体に移植することで、記憶の移植が可能であることを実験で示しました。研究チームはジャンボアメフラシを複数体用意し、「刺激を与えるグループ」と「刺激を与えないグループ」に分けた後、刺激を与えるグループのアメフラシの尾に定期的に刺激を与えるようにしました。このグループのアメフラシは当初、一度の刺激で数秒間程度しか防御姿勢を取らなかったようですが、刺激を与え続けた結果、一度刺激を与えただけで約50秒間にもわたって防御姿勢を取り続けるようになったと報告されています。

次に研究チームは、防御姿勢を取るようになったアメフラシからRNAを採取。そして、刺激を与えないグループのアメフラシの首にRNAを注入しました。すると、RNAが注入されたアメフラシは、これまで一度も刺激を受けたことがないにもかかわらず、刺激が与えられただけで40秒間防御姿勢を取ることが確認されており、RNAの移植により記憶が移植される ということが実験によって示されました。
 



これまで多くの研究者が、「長期記憶は神経細胞間のシナプスに保存される」と考えており、グランツマン氏の研究に否定的な見方をしている研究者もいます。しかし、グランツマン氏は「もし記憶がシナプスに保存されているのであれば、私たちの実験がうまくいくことはない」と語っており、この実験結果こそが答えであると主張しています。

研究チームは「この研究が初期段階のアルツハイマー病患者の記憶のいくつかを取り戻すための治療や心的外傷後ストレス障害の新たな治療法につながる可能性がある」としており、将来的に人の治療に応用できる可能性を示唆しています。

しかし、本研究で示された内容は、あくまでもアメフラシの記憶の移植ができるという事実が示されただけです。そこで、グランツマン氏は次のステップとして、「マウスのように複雑な記憶を持つ動物でも、RNAを移植することで記憶の移植が可能になるかどうかを実験する予定です」と述べています。



こんな感じです。音譜

どんどん進んでいますね~。音譜

上の記事 アップ では、アルツハイマーで記憶を失った患者の治療 に役立てられるのでは・・・という未来像を描いています。

上の記事 アップ の話を、身近な症例の治療に直結させようと、そのような話になるのは当然です。

でも、『記憶を移植する』 という話は、これだけでは終わらないでしょう。ひらめき電球

将来は 再生医療と一体となった壮大な話 になることは確実・・・。

当サイトでは 以前から 「再生医療の究極は、人間そのものの再生であり、その方向に向かって技術がますます進歩している・・・」 ということを 度々書かせて頂いています。

というのは、今、『臓器の再生』が 今か今か・・・と待たれていて、最近はCMにでさえも 『再生医療』 という言葉が出てきましたから。

例えばこんな感じ ダウン です(企業の回し者ではないですよ[爆])。

●企業広告 TVCM「再生医療技術(培養ひざ軟骨)」篇/富士フイルム


多くの方が、このCMを一度はご覧になったことでしょう。目

この技術がいかに期待されているのかがよくわかりますよね。合格

『再生医療』は すべてを可能にする と言ってもいいでしょう。クラッカー

脳の再生を含めて、様々な臓器や組織を再生でき・・・  やがて、すべての臓器や組織を再生できるようになる・・・ 

もはや疑いようはないですね。ニコニコ

ということは・・・
 
たとえ99%の臓器や組織を失っても、完全再生ができるようになる・・ということを意味します。 プラナリアのように・・・。

究極は・・・

100%の臓器や組織を失ったとき・・・つまり 『死』 の状態にある生命・・・を完全に再生できる・・ということにもつながっていくでしょう。 つまり 『復活』 ですね。 ビックリマーク 叫び

これは、 “『死』とは何か” が、完全に科学的に解明されてからの話になるかもしれませんが・・。

その時、脳は再生させても生前の記憶 はどうするのか・・・ということになります。

コンピュータで言えば、人間の身体と記憶の関係は、ハードとソフトの関係と全く同じ。

ソフト(記憶)がなければ、もとの状態に戻らないのと同じですね。

従って、一人の人間の完全再生(復活)は、肉体(ハード)の再生と記憶(ソフト)の再生の両方が可能となって、実現する ことになりますね。 あせる

上の記事 アップ は ついにそれが可能になるかもしれない・・・ ということを可能性を示す記事でもある・・・ということになります。クラッカー

その前に、それが良いのかどうか・・・という賛否の議論やルール作りが必要になってくるかもしれませんが。

今は まだそれほど話題にはならないですが、再生医療の技術が高度になり、多くの病気が克服され、『老い』の仕組みを解明し、若返りが実現すればするほど、最終的に 『死からの完全復活』が、当然のように話題になってくるでしょう。

この大きな命題は、医療技術の究極をどうするのか、人類全体の課題として 避けては通れなくなるでしょう。

たとえ宗教的な観点で NO と言っても、宗教より、現実をとる國がますます増えていきます。

人類の未来を見据えたとき、もちろん 『YES』を 選択することになるでしょう。

ベンチャー企業が 『DNAの100%化学合成』 を成功させ、人類は 既に『生命創造の時代』 に突入していますからね。クラッカー

チャレンジ精神にあふれた誰かが 『死からの復活』 を実現させる ことになることでしょう。
 

そのとき、皆様は どのように反応なさるでしょうか。はてなマーク

皆様 今日も ご覧頂きありがとうございました。
今日も、生命科学がまた一歩、『再生』に向けて、全身する一日となりますように。愛を込めて
 ラブラブ