デオドラントや香水は自動車の排ガスよりも肺に悪い~健康や環境のためにも化粧品を減らしてみては?~
皆さん こんちゃ~
大気汚染 と言えば、工場から排出される膨大な汚染物質をイメージします。 戦後日本の高度成長期においては、大変な社会問題を引き起こしましたね。
そして現在でも、『PM2.5』のワードで有名になった中国の大気汚染 は、自動車由来の排気ガスも加わって世界的な大問題になっています。
怖いですね~。
この 大気汚染 について、最近ちょっと衝撃的な研究結果が 有名な科学雑誌 『サイエンス』 で発表されました。
なんと 今では、自動車から排出される物質よりも、日常生活で排出される化学物質の方が、大気汚染に影響を与え、健康を害することにつながっている・・・というのです。
それは 果たしてどのような内容でしょうか。
以下 良かったら一緒に見て みましょう。では どうぞ~。
●デオドラントや香水は自動車の排ガスよりも肺に悪い
[source:science SPUTNIK]
『 デオドラント、香水、その他の化粧品や衛生用品は、自動車の排ガスやタバコの煙よりも大気を汚染している。サイエンス誌に掲載された記事の中で述べられている。
米海洋大気局(NOAA)のジェシカ・ギルマン氏らの研究チームは、自動車の排ガスは大気汚染の唯一の原因ではないばかりか、一番の原因でもないことを発見した。研究者らは、米国の様々な都市の屋外と住宅内の大気に含まれる発がん性物質やその他の有害な分子を調査し、このような結論に達した。
研究者らは、NOAAが収集した統計を分析し、ロサンゼルスの大気汚染レベルも測定した。そして、揮発性化合物の発生源は、自動車あるいは工業系企業ではなく(なお、これらの排出物のレベルは基準を明らかに超えている)、化粧品や生活用品であることを発見した。
カリフォルニア大学バークレー校の生態学者アレン・ゴールドスタイン氏は「我々の測定値が示すように、住宅内における揮発性物質の濃度が屋外より数十倍高いことがしばしばあった。これは炭化水素を原料とした化粧品がその発生源であるということでのみ説明がつく」と指摘している。
研究者らによると、これらの物質はがんやその他の病気のリスクを高めるだけでなく、下層大気中のオゾン生成を促進し、環境全体に悪影響を及ぼす。オゾンはスモッグの主成分であり、喘息や肺の問題を引き起こす可能性がある。
なぜこんなことになったのか?研究者らは、大多数の国の法律は化粧品中の揮発性炭化水素の含有量を考慮しておらず、その流通と使用を全く規制していないことに関係していると考えている。研究者らは記事の中で、今後数年で修正する必要があると指摘している。 』
こんな感じです。
いかがでしょうか。
確かに 近年では、自動車は排気ガスを出さなくなったし、中国ではまだはだ対策が遅れているとは言え、地球全体として見れば、昔と比べると工場から排出される物質の量も極端に少なくなっています。
一方で、 ハウス建材などに使われているホルムアルデヒドが体調を崩す元凶の成分 であることがわかって 『ハウスシック症候群』 という言葉も誕生しました。
それは社会問題になったのでまだわかりやすいですが、上記の記事 では、それに止まらず、大気汚染や健康被害の原因が、なんと香水などの化粧品にまで及んでいた ということですね。
これまた びっくり・・・
まさか、私達(特に“女性”)が、普段、何気なく使っている化粧品が、大気汚染を引き超していたとは・・・。
女性の方々には耳が痛い話ですが、私達はこのことを冷静に受け止める必要がありそうです。
そして 使用するときは、自分の健康だけではなく、地球の環境にも影響を与えていることを意識する必要 がありそうですね。
そうすることで、使用量を抑えられ、結果的に自身の健康にも地球自身にも優しいアクションになることでしょう。
最近は、男性用化粧品もあります。
清潔感や清涼感、またはセクシーさを演出するには香水は良いのかも知れませんが、個人的には人工的に作りだした化学物質の香りは、あまり好きでなかったりします。
香水をつけるとしてもほんの少し・・・の方が自然かもしれませんね。
従って、個人的には、男性も女性も、化粧はもちろん香水は控えめで、できるだけ “ありのまま” の状態の方が良い印象を受けるかなぁ・・・ という感じでしょうか。
《健康のためにも、環境のためにもできるだけ化粧品を控えめに・・・》
私たちは、これをテーマにしてもいいかもしれませんね。
皆様は どのようにお感じになりますでしょうか。
皆様、今日もご覧頂きありがとうございました。
今日も、自分の行動が、自身の健康や地球環境に優しいアクションとなる一日でありますように。愛を込めて
大気汚染 と言えば、工場から排出される膨大な汚染物質をイメージします。 戦後日本の高度成長期においては、大変な社会問題を引き起こしましたね。
そして現在でも、『PM2.5』のワードで有名になった中国の大気汚染 は、自動車由来の排気ガスも加わって世界的な大問題になっています。
怖いですね~。
この 大気汚染 について、最近ちょっと衝撃的な研究結果が 有名な科学雑誌 『サイエンス』 で発表されました。
なんと 今では、自動車から排出される物質よりも、日常生活で排出される化学物質の方が、大気汚染に影響を与え、健康を害することにつながっている・・・というのです。
それは 果たしてどのような内容でしょうか。
以下 良かったら一緒に見て みましょう。では どうぞ~。
●デオドラントや香水は自動車の排ガスよりも肺に悪い
[source:science SPUTNIK]
『 デオドラント、香水、その他の化粧品や衛生用品は、自動車の排ガスやタバコの煙よりも大気を汚染している。サイエンス誌に掲載された記事の中で述べられている。
米海洋大気局(NOAA)のジェシカ・ギルマン氏らの研究チームは、自動車の排ガスは大気汚染の唯一の原因ではないばかりか、一番の原因でもないことを発見した。研究者らは、米国の様々な都市の屋外と住宅内の大気に含まれる発がん性物質やその他の有害な分子を調査し、このような結論に達した。
研究者らは、NOAAが収集した統計を分析し、ロサンゼルスの大気汚染レベルも測定した。そして、揮発性化合物の発生源は、自動車あるいは工業系企業ではなく(なお、これらの排出物のレベルは基準を明らかに超えている)、化粧品や生活用品であることを発見した。
カリフォルニア大学バークレー校の生態学者アレン・ゴールドスタイン氏は「我々の測定値が示すように、住宅内における揮発性物質の濃度が屋外より数十倍高いことがしばしばあった。これは炭化水素を原料とした化粧品がその発生源であるということでのみ説明がつく」と指摘している。
研究者らによると、これらの物質はがんやその他の病気のリスクを高めるだけでなく、下層大気中のオゾン生成を促進し、環境全体に悪影響を及ぼす。オゾンはスモッグの主成分であり、喘息や肺の問題を引き起こす可能性がある。
なぜこんなことになったのか?研究者らは、大多数の国の法律は化粧品中の揮発性炭化水素の含有量を考慮しておらず、その流通と使用を全く規制していないことに関係していると考えている。研究者らは記事の中で、今後数年で修正する必要があると指摘している。 』
こんな感じです。
いかがでしょうか。
確かに 近年では、自動車は排気ガスを出さなくなったし、中国ではまだはだ対策が遅れているとは言え、地球全体として見れば、昔と比べると工場から排出される物質の量も極端に少なくなっています。
一方で、 ハウス建材などに使われているホルムアルデヒドが体調を崩す元凶の成分 であることがわかって 『ハウスシック症候群』 という言葉も誕生しました。
それは社会問題になったのでまだわかりやすいですが、上記の記事 では、それに止まらず、大気汚染や健康被害の原因が、なんと香水などの化粧品にまで及んでいた ということですね。
これまた びっくり・・・
まさか、私達(特に“女性”)が、普段、何気なく使っている化粧品が、大気汚染を引き超していたとは・・・。
女性の方々には耳が痛い話ですが、私達はこのことを冷静に受け止める必要がありそうです。
そして 使用するときは、自分の健康だけではなく、地球の環境にも影響を与えていることを意識する必要 がありそうですね。
そうすることで、使用量を抑えられ、結果的に自身の健康にも地球自身にも優しいアクションになることでしょう。
最近は、男性用化粧品もあります。
清潔感や清涼感、またはセクシーさを演出するには香水は良いのかも知れませんが、個人的には人工的に作りだした化学物質の香りは、あまり好きでなかったりします。
香水をつけるとしてもほんの少し・・・の方が自然かもしれませんね。
従って、個人的には、男性も女性も、化粧はもちろん香水は控えめで、できるだけ “ありのまま” の状態の方が良い印象を受けるかなぁ・・・ という感じでしょうか。
《健康のためにも、環境のためにもできるだけ化粧品を控えめに・・・》
私たちは、これをテーマにしてもいいかもしれませんね。
皆様は どのようにお感じになりますでしょうか。
皆様、今日もご覧頂きありがとうございました。
今日も、自分の行動が、自身の健康や地球環境に優しいアクションとなる一日でありますように。愛を込めて