捕食性細菌は耐性菌スーパーバグをやっつけてくれるという研究結果が~人と共に生きる細菌を意識しよう | モトPのありのままの幸せ~♪

捕食性細菌は耐性菌スーパーバグをやっつけてくれるという研究結果が~人と共に生きる細菌を意識しよう

皆さん ラブラブ こんちゃ~ 音譜


私たちの身体には 100兆とも200兆とも言われる細菌 が住み着いています。


人間の身体の細胞の数は70兆 ・・・とか 言われています(この数は研究次第で変わる可能性あり)ので、現時点での認識は、人間の身体を構成する細胞の数よりも 多いということになります。 叫び


 叫び まぁ凄い数です。 むかっ 叫び

 

これらの細菌がいなかったら、また死滅したら、人間は簡単に死んでしまう ドクロ と 言われています。


つまり、人は、純粋に私一人だけでは生きられない・・・これらの細菌がいなければ人間は生きていけない ということですね。ひらめき電球


このように、体内の細菌は人間の免疫機能の一部として働いていますので、私たちは これらの細菌たちによって生かされていることを意識して、ドキドキ いつも感謝しながら過ごす必要 恋の矢 がありますね。


このことは、私たちは、ひらめき電球ビフィズス菌を摂りましょうひらめき電球」 というフレーズを、まるで標語のように日々聞いていますので、知らない話ではないですね。あせる


実際にビフィズス菌をしっかり摂取すると、ホントにお通じがよくなりますからね。合格  いつも 凄いなぁ 叫び と驚かされています。ビックリマーク


さて、100兆 もの細菌が体内に存在するなら、身体を健康に保つために、きっと様々な役割が細菌にはあるのでしょう。


人間は、細菌と健康との関係について、その仕組みをまだ十分に解明していません。 しかし、このたび 一つのしくみの謎解きが成功した ようです。


暴れん坊の細菌 が 耐性菌への感染から人間を守ってくれている・・・そんな研究報告が成されました。

以下 ダウン ヒロシのWORLD NEWS   さんの記事から抜粋です。 良かったら一緒に見て 目 みましょう。では どうぞ~ パー



●捕食性細菌は耐性菌スーパーバグをやっつけてくれるという研究結果が
Predatory bacteria can wipe out superbugs, says study :11月26日 英語版配信分)

~耐性菌スーパーバグなんて怖くない:それを食ってしまえ! ~
[source:BBC NEWS  Hatena Blog  ]


 
Bdellovibrio can munch on other species of bacteria


 抗生物質 の効かない耐性菌スーパーバグ (superbugs) が世界中の病院で暴れまくり、関係者は、ほとほと手を焼いている。


 ところが、なんとも、すごい味方が登場した。その名は「Bdellovibrio bacteeovorus(ブデロビブリオ)」。細菌内に侵入し、これを食い尽くす捕食細菌(predatory bacteria)だ。川や土壌に生息するが、もともと人間の体内にも棲み着いていると言われる。


[ ブデロビブリオは(鞭毛を動かして)素速く泳ぎ回り、他の細菌に侵入すると、その宿主の細胞質をむさぼり食って、膨れる。]
[ やがて、これ食い尽くすと、自己を複製し、死滅した宿主菌から抜け出して、(次の獲物を探し出す)。] 


 Imperial College London の Dr Serge Mostowy らの研究チームが「Current Biology」に発表した論文で、このブデロビブリオは抗生物質 の効かない耐性菌スーパーバグに関連した「lethal infection (致命的感染症 )」に有効であることが分かった。
 人類にとって、このブデロビブリオが「last-time antibiotics (最終の
抗生物質 )」と期待されている。
 
 研究チームが、
赤痢 菌 (Shigella bacteria) にこのブデロビブリオを放ったところ、頑固な赤痢 菌も、またたくまに食い尽くされ、バラバラになったという。
 なお、この捕食細菌 (predatory bacteria) は、
大腸菌 (E. coil) やサルモネラ菌 (Salmonella) などの病原菌も食べることが分かった。


[ ところが研究者は、特定の患部に、この捕食細菌ブデロビブリオを簡単に注入できるため、体中に広がってしまった耐性菌よりも、細菌感染した傷の治療に有効とみる。]


 なお、実験では副作用が確認されていないが、治療の安全性を高めるため、さらなる研究が必要としている。はたして、Bdellovibrio が耐性菌スーパーバグ退治の騎士となるか。耐性菌で悩む多くの患者が、一刻も早く、その医療技術が実用化されることを願っている。   


  [英語版 元記事]
http://www.bbc.com/news/health-38077263


凄いですね~。叫び


人間は、体内に侵入した細菌を捕食するマクロファージや、それをすり抜けて感染してしまった細胞を破壊 爆弾 するキラー細胞を持ち、二重にもにも三重にもウィルスや細菌の感染から防御する免疫機能を備えています。 


しかし、それだけでは ドンッ どうにもならないこともあるのでしょう。 むかっ むっ


耐性菌が まさにそうですね。 あせる  



しかし、それでも スーパーな万能型捕食細菌がいる・・・・・ クラッカー


なんて ことでしょう。叫び


近年は 抗生物質の登場で耐性菌がどんどん増えているとよく聞きます。


その結果、抗生物質がなかなか効かなくなっているとも 言われていますから、 それでも私たちは健康でいられるのは、もしかすると、このようなスーパーな捕食細菌がいつもフルで活躍しているのかも しれません。


上の記事 アップ からは、体内に存在する数は少なさそう はてなマーク な感じがしますが、科学者たちは、その存在と働きぶりに まだ十分に気づいていないだけなのかもしれませんね。あせる

このような 暴れん坊の捕食細菌 が 体内にいて日々働いてくれているから、私たちは普通は病気にならずに済んでいるのかもしれませんね。 あせる まさに “スーパーな働き” です。



従って 私たちは 心から感謝をしなければならないでしょう。


以前も書かせて頂いたことがありますが、人間は これらの細胞と共存しなければ 生きていけないのですから、必要な細菌を追い払うようなことはやってはいけない・・・ということですね。


特に 頻繁にアルコールで 殺菌・消毒することは慎みたいです。 ビックリマーク


インフルエンザがはやると、よくアルコールで手を消毒しますが、 このとき、人体に有用な菌も全部死んでしまうことを理解する必要があります。 


インフルエンザは 手洗いとうがいで十分に予防できますからね。あせる


あと きれい好きな方・・・ 頻繁に手を消毒している人を見かけますが、 そのような方に限って、皮膚がカサカサしていたり、皮膚が弱い方が多い です。 


これは 明らかに消毒の影響ですね。 手の分泌物(皮脂)を拭き取って、弱酸性でなくなってしまうとき、手は無防備になります。(弱酸性の皮脂が外敵から守っています)


しかも有用な菌までもがアルコールで皆死んでしまうとなると、外敵から守ってくれるものは何もない・・ ということになります。ショック!


だからこそ、私たちは 多くの細菌と共存していることを意識して、石けんやアルコールで 抹殺してしまわないようにしたいです。  ビックリマーク


もし 心の準備ができたら・・・・・

今日から、私たちと共に生きている細菌に対して、ほんの少しいたわりの気持ち を持ってみたらいかがでしょうか。 音譜 ニコニコ


皆様 今日も ご覧頂きありがとうございました。

今日も 自分は一人ではないこと、沢山の仲間と共に生きていることを意識できる一日でありますように。愛をこめて  ラブラブ