若返りの泉?科学者達は、老化の原因となる細胞の損傷を除去する技術を開発~不老不死へまた一歩前進~ | モトPのありのままの幸せ~♪

若返りの泉?科学者達は、老化の原因となる細胞の損傷を除去する技術を開発~不老不死へまた一歩前進~




皆さん 音譜 こんちゃ~ ラブラブ



近年、老化のしくみ が解明されつつありますが、また一つ その仕組みをコントロールできそうなことが実験で確かめられたようです。


老化とは 細胞の老化(劣化)である ことが 一般でも普通に語られています。


では なぜ 細胞が老化するのか・・・ 


これはとても難しいテーマですが、分子細胞学が発達するにつれて 少しずつ解明されています。



歳をとると、細胞分裂をコントロールしているテロメアの長さが短くなり、しかも細胞分裂の周期が長くなってくることが知られています。


そして 老化の本質は、細胞内の『ミトコンドリアDNA』の損傷である ということがわかっており、 その “ミトコンドリアDNA損傷の量”が増えていけば、細胞内の掃除屋さんであるマクロファージが十分に掃除(除去)できなくなル・・・つまり 細胞そのものがゴミ屋敷状態になって機能不全を起こしてしまう・・・ ということのようです。


その しくみがわかれば 対策は できます。


つまり 細胞内のゴミ(損傷したミトコンドリアDNA)を取り除けばいい・・・ ということですが、このたび、その方法が示されました。


そのことについて述べた 以下の記事 ダウン について 良かったら 一緒に 見て 目 みましょう。では どうぞ~ パー 


 

●若返りの泉?科学者達は、老化の原因となる細胞の損傷を除去する技術を開発
Fountain of Youth? Scientists develop way to remove cellular damage that causes aging :11月24日 英語版配信分)

~CaltechとUCLA、細胞のDNA損傷を除去する技術を開発 - 老化防止に期待~
[source:RT QUESTION MORE  マイナビニュース ]


カリフォルニア工科大学(Caltech)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究チームは、細胞内のDNA損傷を取り除く技術を開発した。DNA損傷の蓄積は老化の主要原因であるとされるため、老化防止や若返りにつながる可能性がある。研究論文は学術論文誌「Nature Communications」に掲載された。


今回の研究では、細胞小器官であるミトコンドリアのDNA変異を除去する技術を開発した。ミトコンドリアは、細胞活動の主要なエネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)の産生などを担う器官であり、ひとつの細胞内に数百~数千個存在している。


ミトコンドリアは独自の環状ミトコンドリアDNA(mtDNA)を持っているが、DNA修復能力に限界があるため、多くの場合、正常なmtDNAと変異型mtDNAがひとつの細胞内に同時に見つかる。この現象はヘテロプラズミーと呼ばれる。ほとんどの人には生まれたときから一定レベルのヘテロプラズミーがあり、加齢とともに変異型mtDNAの割合が増加していく。変異型mtDNAが限界レベルを超えると、細胞は機能不全となり、死に至る。


加齢とともに進む変異型mtDNAの蓄積は、老化現象や、アルツハイマー病、パーキンソン病、サルコペニア(加齢筋肉減弱症)といった変性疾患の一因であると考えられている。また、自閉症など小児疾病にも、mtDNAの遺伝的欠損と関連付けられるものがある。研究チームは、変異型mtDNAの量を減少させることによって、老化を遅らせたり若返りが実現できるのではないかと考えた。


細胞内でエネルギー生産を担うミトコンドリア(出所: 米国立ヒトゲノム研究所)


今回の研究では、遺伝子改変によって若い個体で老化現象を再現したショウジョウバエを用いて実験を行った。具体的には、飛行に使われる筋肉組織中の75%程度のmtDNAが成虫の早期に変異するように、ショウジョウバエの遺伝子を改変した。


機能不全となったミトコンドリアは、マイトファジー(ミトコンドリアのオートファジー)とよばれるプロセスによって分解除去される。研究チームは今回、マイトファジーを促すショウジョウバエの遺伝子の活動を人工的に増加させることによって、飛行筋中の変異型mtDNAの割合が劇的に減少することを発見した。たとえば、パーキンソン病にも関連するとされるマイトファジー促進遺伝子(parkin)を過剰発現させた場合、変異型mtDNAの割合は76%から5%に低下した。また、別の遺伝子(Atg1)を過剰発現させると、変異型mtDNAの割合は4%まで低下した。


細胞核のDNA変異はDNA修復機構によって修正されるが、mtDNAの変異にはこの修復機構が働かないことが多く、その代わりにマイトファジーによるミトコンドリアの分解除去機構が働く。ただし、マイトファジーのプロセスによって変異型mtDNAの選択的除去が促されるのかどうかについては、先行研究ではよくわかっていなかった。今回の研究は、マイトファジーにmtDNAの除去効果があり、その効果が遺伝子改変によって増強されることを実証した ことになる。



「変異型mtDNAがこのレベルまで減少したということは、細胞中の代謝疾患が完全に取り除かれ、細胞が若い状態に復元されたと言ってよい」とCaltechの生物学・生物工学教授 Bruce A. Hay氏は説明する。遺伝子改変によるmtDNAの質的制御が可能であることがわかったため、今後は同様の効果をもたらす医薬品の開発が研究目標になる。将来的には、脳や筋肉、その他の組織内で、損傷したmtDNAを定期的に除去することによって、知能や運動能力を維持し、多くの人が健康的に歳をとれるようにすることを目指すという。


※本記事は掲載時点の情報であり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。 



またひとつ 生命の謎が解明された・・・・ そんな 感じですね。 クラッカー



人は年齢を重ねると、当たり前のように老化していきますが、 昔は 誰も疑問を抱く人はいませんでした。


不老不死を 夢見ることは あっても、 あくまでも それは夢でした。


しかし、もはや 老化を描く止めることは 夢でも何でもなくなってきた・・・ということですね。


生命の仕組みを解明し、なぜ細胞は分裂し 『死』 を迎えるのかを 詳細に論理的に説明できるようになってきたことで、当然のように 細胞の寿命をコントロールすることを考え始めました。


つまり 私たちの寿命をコントロールできる時代に 自然に 入ろうとしています。


こうやって いつの間にか、人類は 『不老不死』 を 迎える時代に 到達した・・・ということですね。


数年前は 『不老不死』 や 『永遠の生命』 のことを語れば、とても宗教的に聞こえたり、哲学の一分野でしたが、もはやそうではなくなった ようです。


分子生物学が 『生命の生と死』 を語り、『永遠の生命』を実現する時代が来た・・・ ということですね。


そして 近年では、生命としての肉体から離れて記憶や意識をコンピュータの中に移し替えて、精神が永遠に生き続けようとする可能性 も語られ始め、既にその実現に向けて取り組み始めています。 


これがコンピュータの未来 ですね。


従って、肉体を離れてコンピュータの中で生き続けることも 『永遠の生命』 の一形態 ということになりますね。 


私たちは 今から 心の準備をする必要があります。


この両方 アップ が実現したら、人は、永遠の生命を選択できる ということになりますね。

『肉体を持った永遠の生』 か、『コンピュータの中で生き続ける』 か。


同時に それを希望しないという選択もあり、生き続けることは義務ではないということも 権利として存在しつづけることでしょう。


私たちの 将来の3つの選択肢とは・・・・  


 肉体を持ちながら 生き続ける

 コンピュータの中で 生き続ける

 老化を受け入れて、寿命が尽きたら自然(土)に帰る

(※ 1と2は希望すれば、時には肉体に戻ったりコンピュータに入ったりを選べるし、生きることに飽きたら3の選択をとることも可能)


果たして 皆さんは どのような選択をなさいますでしょうか。


皆様今日もご覧頂きありがとうございました。

今日も生命科学の発達が幸せに生きる権利の実現に向けてまた一歩前進する一日となりますように。愛をこめて ドキドキ