血中を移動し正確にがん腫瘍を攻撃するナノロボットの開発に成功!これもエロヒム化:人工生命への一歩
皆さん こんちゃ~
当サイトでは 最新のナノテクノロジー についても 定期的に情報を共有させて頂いてます。
ナノテクノロジーは 医療を始め電機・工業・建築そして農業・・・など様々な分野で応用されることで、信じられないほどに 社会が変化することが期待できます。
すべての分野で これまで実現不可能だと言われていたことが実現可能になったりしますから、社会の価値観が完全に一変します。
以前から 特にナノロボットについて書かせて頂いていますが、以下の記事 は、その応用の一つになりますね。
血管の中を動き回り、正確に患部にたどり着き、治療をほどこす・・・ 昔のアニメ『ミクロの決死圏』 が ついに現実のものになってきたようです。
以下 良かったら 一緒に見て みましょう。ではどうぞ~
●血中を移動して正確にがん腫瘍を攻撃できるナノロボットの開発に成功
(Scientists Have Created Nanorobots That Can Travel Down the Bloodstream and Precisely Target Cancerous Tumors:8月16日英語配信)
[source:SCIENCE NEWS Gigazine]
By Kanijoman
『近年の日本人の死因で最も多い「がん」には、「1度がんになると治らない」や「抗がん剤治療で長期にわたって苦しむ」などの暗いイメージがつきまといます。しかし、新しく開発された「血中を移動して正確にがん腫瘍を攻撃できるナノロボット」を使えば、抗がん剤による副作用を取り除くことができるようになるかもしれません。
マックギル大学・モントリオール大学・モントリオール理工科大学などの研究者たちが、血中を移動してがん腫瘍を破壊できるナノロボットの開発に成功しました。研究チームのリーダーを務めたのは、NanoRobotics Laboratoryでディレクターを務めるシルバン・マルテル教授。マルテル教授によると、新しく開発されたナノロボットは1億個ものバクテリアを保持可能で、自力で推進することもできます。このナノロボットの持つバクテリアには大量の薬を持たせることが可能なので、ナノロボットを使えば体の中の腫瘍部分まで抗がん剤などの薬を直接運ぶことができるようになります。
ナノロボットは人体内の特定の腫瘍近くまで到達すると、自動で腫瘍を検知します。腫瘍環境では腫瘍細胞の増殖と血管から距離が離れることで低酸素状態が作り出されるのですが、この低酸素状態をナノロボットが検知することで、腫瘍がどこにあるのかを正確に検知できるようになっているそうです。
By AJC1
これまでの放射線療法を含む多数のがんの治療法は、この低酸素状態を有効に活用することができませんでした。これは、生理学上の複雑な微環境を横断し、小さな血球が通るのさえ難しいような経路の先に腫瘍が存在したからです。こういった状況を打破するため、マルテル教授たちの研究チームはナノテクノロジーを駆使したナノロボットの開発を行ったというわけ。
バクテリアは磁性ナノ粒子のつながりによって作り出される磁場の方向に引き寄せられるという性質と、腫瘍の活性領域に近づく性質を持っています。この特性を利用し、コンピューターで制御された磁場にバクテリアをさらすことで、ナノロボットを腫瘍の位置まで正確に移動させることが可能になるとのことです。
バクテリアが磁場の方向に引き寄せられる特性を用いた実験を行っているのが以下のムービー。この特性を応用して腫瘍をピンポイントで攻撃するナノロボットを開発したことがわかります。
●Robotic Micro-Assembly Process
磁気走性のバクテリアはべん毛と呼ばれるらせん状繊維を持っており、これを使って推進力を得ます。
磁場の向き(B)が変わると、磁気走性のバクテリアの動く方向も変わります。
この特性を駆使してバクテリアを動かしているのが以下のシーン。大きめの黒色の丸が「B」と書かれた矢印の方向に動きます。
さらに、磁場をコンピューターで制御することで……
バラバラに散らばっていた磁気走性のバクテリアを一カ所に集めることも可能。
磁気走性のバクテリアを集めることで、比較的複雑なミクロ操作を行えるようになります。
例えば、以下のシーンでは磁気走性のバクテリアを5000集め、小型のピラミッドを作成しようとしています。写真だと何が行われているのか理解しづらいですが、ムービーを見るとバクテリアの群れをかなり自由自在に操作していることがわかります。
化学療法は人体にとって有毒な物質を使用してがんを治療しようとするものです。しかし、今回発表されたナノロボットを使用すれば、腫瘍に直接抗がん剤を注入することも可能となるため、抗がん剤の副作用を取り除くことができるようになるかもしれません。
マルテル教授は今回発表されたナノロボットを応用したより革新的な技術が開発されることになるだろう、とコメントしています。』
よく 考えてみれば、 実は 動物・植物のすべての生命そのものがナノテクノロジーの塊 なんですね。
とうのも、私たちの細胞にはナノロボットと言えるほどに精巧にできた細胞小器官が存在しています。
これらは、生命を維持するための必要な科学物質を合成する移動式化学合成プラント(工場)なんですね。
それらは完全に独立しかつ見事に連携しています。さらにこれらは密に情報をやりとりしながら、必要な物質を最も効率的に作り出しています。
その働きを知れば知るほど、 感動しますね~。
もう、お見事の一言ですね。
二足歩行をする運び屋も細胞の中にいる ことは以前書かせて頂きました。
この凄い細胞が60兆個も集合して 人間を作っている のですからね。
この60兆個の細胞を外敵から守っている警備隊であるNK(ナチュラルキラー)細胞があったり、そしてすべての細胞を完全に管理している >中央司令室 も また存在しているのですが・・・ その話はまたいつか・・・。
それだけではないですね。
人間には100兆個のウィルスや細菌が体内・体外で活動しています。これらの存在がなければ、人間は健康体ではいられないんですね。
つまりナノロボットとも言えるウィルスや細菌と共存しながら生命は成り立っています。
これらの存在がなければ、人間や他の生命は生きてはいけないんです。
すべてナノロボット と 言ってもいいですね。
従って、上記の記事 は、人類はこれらのナノロボットを作成できる段階に到達した・・と言っても良いでしょう。
人工的な生命を創造する入り口にたどり着いた とも言えます。
上の記事 の最後に書かれていること・・・・
『今回発表されたナノロボットを応用したより革新的な技術が開発されることになるだろう』
これは 別の言い方をすれば・・、
最初は医療目的 であったとしても、様々な用途を持つナノロボットを人工的に作成していくことで、役割が完全に独立したナノロボット となります。
そして同時に お互いに情報を交換しコミュニケーションをとりながら完全に連動しながら自律的に動き回る社会性を持ったナノロボットの集団を人工的に作り出すことになっていく でしょう。
つまり・・・ 細胞そのものを人工的に作り出す・・・ ということですね。
これがひいては 人工生命の創造 につながっていくんですね。
そのナノボットのすべての設計図を一つに集約したものがDNAということになります。
こうやって、人類は医療技術を高めるために開発されつつあるナノロボットの園地用が自動的に人工生命の創造を実現していくことでしょう。
どんなに反対しても人類は自動的にその方向に向かっています。
これが エロヒムの後追いをしている・・・
つまり人類は “エロヒム化の過程にある” ということになります。
皆様、今日もご覧頂きありがとうございました。今日もますますナノテクノロジーが 発達する①にちでありますように。愛を込めて
当サイトでは 最新のナノテクノロジー についても 定期的に情報を共有させて頂いてます。
ナノテクノロジーは 医療を始め電機・工業・建築そして農業・・・など様々な分野で応用されることで、信じられないほどに 社会が変化することが期待できます。
すべての分野で これまで実現不可能だと言われていたことが実現可能になったりしますから、社会の価値観が完全に一変します。
以前から 特にナノロボットについて書かせて頂いていますが、以下の記事 は、その応用の一つになりますね。
血管の中を動き回り、正確に患部にたどり着き、治療をほどこす・・・ 昔のアニメ『ミクロの決死圏』 が ついに現実のものになってきたようです。
以下 良かったら 一緒に見て みましょう。ではどうぞ~
●血中を移動して正確にがん腫瘍を攻撃できるナノロボットの開発に成功
(Scientists Have Created Nanorobots That Can Travel Down the Bloodstream and Precisely Target Cancerous Tumors:8月16日英語配信)
[source:SCIENCE NEWS Gigazine]
By Kanijoman
『近年の日本人の死因で最も多い「がん」には、「1度がんになると治らない」や「抗がん剤治療で長期にわたって苦しむ」などの暗いイメージがつきまといます。しかし、新しく開発された「血中を移動して正確にがん腫瘍を攻撃できるナノロボット」を使えば、抗がん剤による副作用を取り除くことができるようになるかもしれません。
マックギル大学・モントリオール大学・モントリオール理工科大学などの研究者たちが、血中を移動してがん腫瘍を破壊できるナノロボットの開発に成功しました。研究チームのリーダーを務めたのは、NanoRobotics Laboratoryでディレクターを務めるシルバン・マルテル教授。マルテル教授によると、新しく開発されたナノロボットは1億個ものバクテリアを保持可能で、自力で推進することもできます。このナノロボットの持つバクテリアには大量の薬を持たせることが可能なので、ナノロボットを使えば体の中の腫瘍部分まで抗がん剤などの薬を直接運ぶことができるようになります。
ナノロボットは人体内の特定の腫瘍近くまで到達すると、自動で腫瘍を検知します。腫瘍環境では腫瘍細胞の増殖と血管から距離が離れることで低酸素状態が作り出されるのですが、この低酸素状態をナノロボットが検知することで、腫瘍がどこにあるのかを正確に検知できるようになっているそうです。
By AJC1
これまでの放射線療法を含む多数のがんの治療法は、この低酸素状態を有効に活用することができませんでした。これは、生理学上の複雑な微環境を横断し、小さな血球が通るのさえ難しいような経路の先に腫瘍が存在したからです。こういった状況を打破するため、マルテル教授たちの研究チームはナノテクノロジーを駆使したナノロボットの開発を行ったというわけ。
バクテリアは磁性ナノ粒子のつながりによって作り出される磁場の方向に引き寄せられるという性質と、腫瘍の活性領域に近づく性質を持っています。この特性を利用し、コンピューターで制御された磁場にバクテリアをさらすことで、ナノロボットを腫瘍の位置まで正確に移動させることが可能になるとのことです。
バクテリアが磁場の方向に引き寄せられる特性を用いた実験を行っているのが以下のムービー。この特性を応用して腫瘍をピンポイントで攻撃するナノロボットを開発したことがわかります。
●Robotic Micro-Assembly Process
磁気走性のバクテリアはべん毛と呼ばれるらせん状繊維を持っており、これを使って推進力を得ます。
磁場の向き(B)が変わると、磁気走性のバクテリアの動く方向も変わります。
この特性を駆使してバクテリアを動かしているのが以下のシーン。大きめの黒色の丸が「B」と書かれた矢印の方向に動きます。
さらに、磁場をコンピューターで制御することで……
バラバラに散らばっていた磁気走性のバクテリアを一カ所に集めることも可能。
磁気走性のバクテリアを集めることで、比較的複雑なミクロ操作を行えるようになります。
例えば、以下のシーンでは磁気走性のバクテリアを5000集め、小型のピラミッドを作成しようとしています。写真だと何が行われているのか理解しづらいですが、ムービーを見るとバクテリアの群れをかなり自由自在に操作していることがわかります。
化学療法は人体にとって有毒な物質を使用してがんを治療しようとするものです。しかし、今回発表されたナノロボットを使用すれば、腫瘍に直接抗がん剤を注入することも可能となるため、抗がん剤の副作用を取り除くことができるようになるかもしれません。
マルテル教授は今回発表されたナノロボットを応用したより革新的な技術が開発されることになるだろう、とコメントしています。』
よく 考えてみれば、 実は 動物・植物のすべての生命そのものがナノテクノロジーの塊 なんですね。
とうのも、私たちの細胞にはナノロボットと言えるほどに精巧にできた細胞小器官が存在しています。
これらは、生命を維持するための必要な科学物質を合成する移動式化学合成プラント(工場)なんですね。
それらは完全に独立しかつ見事に連携しています。さらにこれらは密に情報をやりとりしながら、必要な物質を最も効率的に作り出しています。
その働きを知れば知るほど、 感動しますね~。
もう、お見事の一言ですね。
二足歩行をする運び屋も細胞の中にいる ことは以前書かせて頂きました。
この凄い細胞が60兆個も集合して 人間を作っている のですからね。
この60兆個の細胞を外敵から守っている警備隊であるNK(ナチュラルキラー)細胞があったり、そしてすべての細胞を完全に管理している >中央司令室 も また存在しているのですが・・・ その話はまたいつか・・・。
それだけではないですね。
人間には100兆個のウィルスや細菌が体内・体外で活動しています。これらの存在がなければ、人間は健康体ではいられないんですね。
つまりナノロボットとも言えるウィルスや細菌と共存しながら生命は成り立っています。
これらの存在がなければ、人間や他の生命は生きてはいけないんです。
すべてナノロボット と 言ってもいいですね。
従って、上記の記事 は、人類はこれらのナノロボットを作成できる段階に到達した・・と言っても良いでしょう。
人工的な生命を創造する入り口にたどり着いた とも言えます。
上の記事 の最後に書かれていること・・・・
『今回発表されたナノロボットを応用したより革新的な技術が開発されることになるだろう』
これは 別の言い方をすれば・・、
最初は医療目的 であったとしても、様々な用途を持つナノロボットを人工的に作成していくことで、役割が完全に独立したナノロボット となります。
そして同時に お互いに情報を交換しコミュニケーションをとりながら完全に連動しながら自律的に動き回る社会性を持ったナノロボットの集団を人工的に作り出すことになっていく でしょう。
つまり・・・ 細胞そのものを人工的に作り出す・・・ ということですね。
これがひいては 人工生命の創造 につながっていくんですね。
そのナノボットのすべての設計図を一つに集約したものがDNAということになります。
こうやって、人類は医療技術を高めるために開発されつつあるナノロボットの園地用が自動的に人工生命の創造を実現していくことでしょう。
どんなに反対しても人類は自動的にその方向に向かっています。
これが エロヒムの後追いをしている・・・
つまり人類は “エロヒム化の過程にある” ということになります。
皆様、今日もご覧頂きありがとうございました。今日もますますナノテクノロジーが 発達する①にちでありますように。愛を込めて