「Cling to love。。。」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。







幼い頃目に映るもの全てが真実だった。

疑うこと無く受け入れていた。

好きなものと同じくらい嫌いなものがあった。

それで良かった。

全てが真実だと信じていたから。




森を駆け、海に入り、山を見上げた。

目に映る全てをあるがまま受け入れた。

紛い物など何一つ無く厳しく優しかった。



しかし大人になるほど矛盾に浸る。

いつしか疑問すら萎えていた。

嫌いなものも忘れていた。

好きなものも忘れていた。





$のんびりと





社会という渦の中で漂い続ける人間。

明日さえ見えぬ欺瞞に満ちた世界。



力を持つ者達の悲しい言葉が鳴り響く。

その先にある不毛に目を背け。

美しい法則を振りかざしどこへ行く。




なぜつつましく生きる人間を否定する。

なぜあるがまま受け入れる世界を否定する。

人間が創りだす世界のどこに真実がある。




$のんびりと




矛盾を創りだす社会の中で人間は真実を失う。

嘘に浸り真実を忘れ人は何処へ行く。



ただ鈍感という武器だけを手にするのか。

それはあまりにも悲しすぎる世界。



もの言わぬもの達は沈黙のまま時を過ごす。

誰もがあると信じ誰もが触れぬ時の中を。

誰もがあると信じ誰もが触れぬ心と共に。





真実を求め続ける人間にとってはつらく

嘘で力を振りかざす人間にとっては甘く

もの言わぬ慎ましい生き物にとっては悲しく



それでも世界は新しい創造を詠い続ける






$のんびりと







僕はただ

あるがまま受け入れるしか道は無く

ただ君の愛にすがるしか道は無い



慎ましく愛にすがるしか




道は無い







$のんびりと