「The person grieves and lives。。。」 | 我ここに在りてここに無し
空と海が
自分の
内側に
入り込む
領域を
犯してまで
心の
内側に
入り込むのは
僕が
空と海に
なりたいと
願うから
だろう
風は
流れ去る
記憶のように
身体を
通り抜け
遠く
定規を
隠す
君は何一つ
歪むことなく
僕の
記憶の渦を
切り取るように
大空を
舞い
人間の
不具を
認めさせる
偽善めいた
優しさも
慰めも
ここには
無く
ただ
歪むことの無い
安らぎが
ここに
ある
何一つ
語るものなく
何一つ
憂うものなく
あるがまま
時を
埋める
君の
眼に
一つ足の
不憫の嘆きなど
微塵も無く
ただ
生きるための
力だけが
光を放つ
空と海の
真ん中に
人は
嘆き
生きている

