「Station。。。」 | 我ここに在りてここに無し
人の心へと
通じる道は
駅を
通り過ぎる
幾度も繰り返し
通り過ぎる
駅の光は
人を照らし
列車を
滑らせ
記憶を
辿らせていく
心から望む
さりげない
労りと
ありふれた
言葉をここで
交わすなら
愛は駅に
包まれるはず
しかし
詰まる言葉は
切れ切れになり
announceに
消されていく
辿りつく場所は
後ろ向きに
遠ざかるほど
意志は愛を追い
coffeeの香りは
襟元から肌に
溶け込む
心と身体を
分けるほど
器用な人間に
成り下がるより
僕は
下品なほど愛を
両腕の中に
抱き締める
ために
ここに
来る
君を愛しているから
僕は
ここに来る
辿りつく場所を
知っているから

