不安とは
なんだろう
そう
考えているうちに
転寝(うたたね)を
している
きっと
安心なのだろう
安心とは
なんだろう
そう
考えているうちに
空を
見上げている
きっと
不安なのだろう
風に
語り掛けても
詩に
愛をばらまいても
心は
脈絡も
順番も無く
突然
思い出したかのように
不安と安心を
降らす
そして
また
忘れていく
まるで
人は
忘れるために
生きているようだ
随分
いいかげんな
心だと
呟いている自分に
気付く
ただ
繰り返される
日々のパターンを
組み合わせ
表出されるだろう
今日と明日を
通り過ぎている
不安と安心が
何ものかは
分らないが
安心が
不安を
呑み込むことは
ないだろう
心に降り注ぐ
愛という
言葉と
温かい
愛情という
態度を
考えているうちに
僕は
居眠りをしている
それも
いつか
忘れていくのだろうか
いや
まだ
本能が
ある
君の
ように


