時が
流れ
忘れる
ことも
ある
しかし
それは
忘れるべくして
忘れていること
そう
思うしかない
人は
忘れるために
時を
過ごすのだろう
しかし
記憶さえ
置き去りに
するほどの
思い出に
触れた時
人は
心を
今に
甦らせ
時を
引き戻す
それが
恋でなくて
他に
何があるだろう
決して
辿ることの
出来ない
過去を
この街なら
いつでも
辿れる
ひばりの
さえずりが
聞こえ
ライラックの樹が
あれば
いいんだ
誰に
何を言われても
僕は
ずっと
ここに
いたい
たとえ
年老いても
君がいた
この
街に
君が
いつ
姿を現すか
わからないだろう
だから
僕は
この街の
この通りで
君を
待ち続ける
ずっと
ここに
いさせて欲しい
たとえ
昼と
夜が
消えても
季節が過ぎゆくほど
時は
蘇ってくる
君の
笑顔が
通りの向こうから
見えるかもしれない
そう
想えるだけで
僕は
生きていける
ここが
始まり
時が
流れても
愛は
流れない
君の
この街と
共に



