「The sea」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。








君の姿を




知りたくて




打ち寄せる




君の言葉に 




指先を




そっと伸ばして




触れました






君の温もりを




知りたくて




手のひらで 




そっと言葉を




すくい取り




こぼさぬように




こぼれぬように







目を閉じて


 

君を




確かめようと




したけれど




手のひらに



受け止めた




言葉は 





指の間を



すり抜けて




しまいそう






君の



言葉のしずくを



指先で



なんども




なぞって




僕は




素直に




なっていく









僕の




温もりを



 

言葉の温もりを





君に




あげたい





海ほど




広くはないけれど




海ほど




深くはないけれど




ただ




君を





僕の




温もりで




包んで




あげたい