A common source.3 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。





自分の権利




「ねぇ、どうして貴方は自分のこと。。。なにも話さないの?」


「そうかなぁ」


「どうして、私のこと何も聞かないの?」


「ん。。。聞いて欲しいの?」


「怖いの?私が?。。。それとも自分が傷つくのが怖いの?」


「なぜ、そんなこと聞くの?」


「だって。。。貴方、私のこと知りたくないってことは好きじゃないんでしょ」


「そんなことないさぁ」


「うそ」


「せっかちだなぁ。。。君は」


「そうかしら。。。貴方がのんびりしすぎてるのよ」


「ふーん」


「なら、どうしたらいいのかな?」


「知らないわよ」


「さぁ、コーヒー入れるから。。。ほら。。。座って」


「またごまかされてる。。。私」


「いいから。。。ほら。。。コーヒー入れたから。。。冷めちゃうぞ」


「うん。ねえ。。。私ってバカだよね」


「それを言うなら。。。僕も同じさ。君よりバカだよ」


「あら、私と比べてるの?」


「君との距離が近づけば。。。もう。。。後戻りできないんだ」


「コーヒー頂くわ。。。やっぱり。。。美味しい。。。」






人は自分の権利を使わない。持たぬ権利ばかり欲しがるもの。

自分の権利を捨てる勇気があるのなら、まず、他人を認めることだ。

持たぬ権利が欲しいのなら、まず人を欲することが先かもしれない。

それが人の生きている証。それしか生きる道などないはずだから。

他人を自分の人生の主人公に据えることができたなら、それは

I am OK You are OKなのだろう。

自分自身が、物語の主人公になることは決してないと思うのは、

ごく自然なことかもしれない。