3.虫観るチーム??? | 我ここに在りてここに無し

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青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。

        
           

おやじは状況を呑み込めないまま・・・彼らと逆方向へ走り逃げ始めた・・・。




「アウォ・・・アウォ・・・・アウォ・・・・」




 普段運動らしき運動をしていないおやじの体力はすぐに電池切れ状態。


 立ち止まりおやじは振り返り





「いったいなんなんだ!!!俺が何をしたんだ誰か説明してくれ」




 彼らはおやじを取り囲んだ。一番前でコテツを取り囲む彼らをみると胸に一文字づつイニシャルが描かれたTシャツを着ていた・・・


 「U」「T」「S」「I」「M」「R」「UM」「MI」・・・んんんん????。


 アルファベットを並べ替えてみた・・・

 U T S I M R U M M I ・・・待てよ・・・???


 M U S I M I R U T M???


 見る虫?あっ・・・TM・・・?と・・・その時・・・一人の女性が





「MUSIMIRU-TM・・・虫観るチームです!!! 」



 ???・・・



「はぁ・・・↑↑↑???」



「我々は日本語で貴方に語りかけているが、日本人でも人間でもない遠い星から来た君達人類の祖先だ。紀元前1億300年頃ににこの星に来た」




 と・・・。


 おやじは・・・




「で、俺がなんでここに居て君達と会うはめになったんだ?しかも、俺はパンツとTシャツだぞ!!!」




 と、やや理由の解らない返答をした。



 そう、彼らもパンツとTシャツだった。




「あっ、・失礼。皆さんもそうでしたね?」



 えっ、なんで丁寧に答えてるんだ俺?


 おやじ、他に聞くことがあるだろう。。。おい!!!


 するとTMのマークが描かれた一人の女性が





「人間は、どうしてこうも理由を知りたがるのですか?」


 と口を開いた。するとおやじは



「人間は好奇心の塊だ!!!自分の行動には目的がある。しかも、そこには理由がちゃんとある!!!君らは理由なく行動するのか?」





 と言葉を返した。すると




「はい!我々には感情はありません。時間の観念もありません。従って、単なる物体にすぎません」




 と無表情に答えた。


 おやじは少し怒りがこみ上げてきた。




「なら、さっきの奇声はなんなんだ?アウォ。。。って大声を上げて走り寄ってきたじゃないか!感情の無い物が何故そんな行動を?しかも集団でいる必要もないだろう?」




 続けて




「第一、この状況の説明がまだだぞ!聞いてない!何故おれが此処にいるのか教えろ!!!あっ。。。その前にだ、全員Tシャツとパンツ。この服装で南海の孤島。宇宙人と話し、少しは落ち着いて話しができる環境にしてくれないか。アイスも食べ損ねているだ!!!」




と憤慨しながら言った。




「では、虫観るチーム。。。変身♪」




 と言うと、おぉぉぉぉぉ。。。全員が正装!!!って、紋付袴?


 おいっ、南海の孤島だぞ!!!暑いだろう。せめて半ズボンとかでいいから、というと




「では、虫観るチーム。。。変身♪」





 と呪文らしき言葉を続け、全員先ほどのTシャツと半ズボンになった。


 うんんんん。。。まぁ。。。いいか。って!!!おいっ!!!





「俺の半ズボンは無いの?」




 とおやじが言うと




「失礼♪では、虫観るチーム。。。ホイッ!!!」




。。。んんんん。。。さっきと違う




「変身」じゃないぞ。と次の瞬間、おやじピンクの半ズボンを履いていた。




 ピンクはないだろろう。まぁ、パンツよりはいいか。おやじは





「じゃ、少し質問させてくれ。虫観るチームという名前。それってなんのチームなんだ?さっきから、聞かされてるけどさぁ?」



つづく