人間のすることなんて
そんなに違いはないさ
小さな違いをほじくり
荒立てて言葉を連ね
正論であるかのように
正義を謳(うた)う
だいたい みんな同じさ
好きも嫌いも
ただ感じ方の程度に
ほんの少し差があるだけ
それをごまかせるのが
大人さ
だから僕は子供
それでいい
それぞれがそれぞれの道
黄昏る時など誰もいらない
独り一人ひとりそこに佇む
触れるものさえ拒みたくなる
夜の海に小船に乗って浮かんでみても
そこに孤独があるとは限らない
大勢の人間が傍にいる時こそ
人は 孤独を 強く感じるもの
ただ独りただ一人ただひとり
わからないと叫ぶ心にこそ
人間であることの証がある
それだけが自分であり一人であり
そして独りであることを知る
そして癒される自分がいる