トラウマの処理には身体への働きかけと、認知への働きかけ、両方が必要です。

 

特に複雑性PTSDのような長期反復性トラウマには、身体への働きかけが欠かせません。

 

今までトラウマ関連の書籍を50冊以上読み、認知面への働きかけは充分行ってきました。

 

ここ1年ほどは、それに加えて、『からだのためのポリヴェーガル理論』に載っている、社会交流システムを強化するエクササイズ(両目で右を30秒以上1分見、左を30秒以上1分見る。あくびが出たり唾が出たりしてリラックスしたらOK)や、TFTタッピングなどを行ってきました。

 

これらはリラックス効果はあったのですが、恐怖でガチガチになっている体は、変わりませんでした。

 

先月、Youtube でTSプロトコールというトラウマ処理技法を見つけ、動画を見てやってみました。

 

最初の3週間ほどは圧倒されるようなフラッシュバックや悪夢があってきつかったですが、これを乗り越えれば楽になると思って、頑張って続けました。

 

すると、フラッシュバックは次第に止んできました。しかし今度は、フラッシュバックの反動で疲れたのか、抑うつやめまいが出てきました。

 

そうしていたところ、図書館に予約していた本が届いて、さっそく読んでみました。

 

 

『テキストブック TSプロトコール』

この本は、TSプロトコールについて、やり方が詳しく書かれています。

フラッシュバックには首の後ろを、抑うつには首の前、頸動脈のところを刺激すると良いと書いてあり、腹→鎖骨下→首の後ろ→頭→鎖骨下→首の前→頭と手動処理をしたら、確かに抑うつにも効果を感じました。

 

本を読んで、身体の状態をプラスにすることの大切さがわかったので、TSプロトコールの準備段階として、まず、TFTの身体をプラスの状態にする手技を行い、そのあとポリヴェーガル理論の社会交流システムを強化するエクササイズを行ってから、TSプロトコールを行い、最後にTFTタッピングの恐怖に対応するタッピングを行いました。

 

途中のフラッシュバックや抑うつは辛かったですが、それを乗り越えれば、長年の辛い症状はだいぶ良くなります。

 

あとは、恐怖による身体のガチガチは、整形外科で電気をかけてもらうと少しずつ楽になることが分かりました。

 

私の場合は、ネグレクトや虐待で、7歳までに栄養失調、抜毛症、背骨の側弯症になっていて、側弯症や栄養失調による身体の不調は治らないのですが、辛いフラッシュバックだけでも改善できたのはうれしいです。

 

TSプロトコールが日本全国に広まればいいなと思います。